「セブンプレミアムフレッシュ 濃厚旨みバナナ」。土作りから行った専用農地で栽培。1000m以上で栽培することで糖度が高くなるという。追熟加工期間を長くとって色味の濃い果肉に仕上げている

セブンプレミアム「生鮮PB」が狙う新市場とは

2017年03月15日
  • 左からイトーヨーカ堂の竹田利明副社長、ヨークベニマルの大高善興会長、セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長、セブン-イレブン・ジャパンの古屋一樹社長、セブン-イレブン・ジャパンの石橋誠一郎商品本部長
  • 2016年10月に、洗剤類のパッケージをインテリアになじみやすいシンプルなデザインに変更したところ、変更前と比べて1カ月で約1.4倍に売り上げが伸びたという
  • 2016年12月末に一部商品のイーストフード・乳化剤を不使用にしたところ、1カ月で約1.6倍の売り上げに。「消費者が裏面表記をみて購入していることを実感した」(セブン-イレブン・ジャパンの石橋商品本部長)
  • 発表会ではカフェラテ用に冷たい状態のミルクを1杯ずつ温めて出す機能を搭載した新しいコーヒーマシンも展示。現在は約1割の店舗で設置されており、2017年12月末までに全店導入を目標としている
  • 「セブンプレミアム フレッシュ」はバナナや豚肉、サーモンなどの約30品目からスタート
  • セブンプレミアム フレッシュの新商品のうち、タマネギやジャガイモなどのいくつかの野菜は、スーパー各社のPBとのダブルブランドとして展開する
  • 「セブンプレミアムフレッシュ 濃厚旨みバナナ」。土作りから行った専用農地で栽培。1000m以上で栽培することで糖度が高くなるという。追熟加工期間を長くとって色味の濃い果肉に仕上げている
  • 「カナダポーク」(100g148円)。小麦を多く配合した飼料を採用し、さっぱりとした味わいになったという。会場でトンカツを試食したが、歯ごたえは柔らかく、甘みが感じられた
  • 「アトランティックサーモン」(100g 398円)。卵から養殖まで一括管理したサーモンをノルウェーから空輸している