世間がこちらを向いているときに発信することがポイント

――ツイートの内容について、年齢層や性別、居住地などのターゲティングは考えていますか

中の人: 元々広告宣伝をやっていたので、ターゲティングという考え方に辟易していたところがあります。インターネットで人間のフィジカルな属性分けにあまり意味はないと思います。アニメ、音楽、ガジェットなど、「好きなモノや価値観」という軸でしか見ていません。

――では、ツイートを効果的に届けるにはどうしたらいいのでしょうか

中の人: 「いつ言うか」というタイミングが大事です。世間と向き合い、世間がこちらを向いているときにツイートすることです。例えば、エアコンの発売日もそうですよね。企業の一方的な事情による時間軸を離れ、寒い日にエアコンのことを言えば、ただの発売日につぶやくよりも実感が伴いますし、共感も得られます。

 これはニュースリリースなどでも同じことですよね。誰がいつ言うかで、言葉が届くかどうか、成功するか失敗するかを分けると思います。そもそもニュース性を持つかどうか、ツイートがバズるかどうか、は世間にあります。「バズらせる」とか、広告の人たちはよく言いますけど、RT(リツート)したりシェアしたりするのは、発信する側ではなく、生活者側にゆだねられているわけですよね。こちらでコントロールできるものではない。