キットカットは「火山チョコ」で勝負

 一方、18年1月に、当時発表されて間もないルビーチョコレートをいち早く商品化したのがネスレ日本。キットカット ショコラトリー サブリム ルビーの名で発売された商品は、18年のバレンタインシーズンに大きな注目を浴びた。

 ネスレ日本コンフェクショナリー事業本部マーケティング部の竹内雄二部長は、サブリム ルビーについて「一時的な大ヒットというよりも、ロングテールで売れ続けている商品」と話す。これまでショコラトリーの売り上げのピークはバレンタインデーのある2月とホワイトデーのある3月だったが、 サブリム ルビー投入後は安定して好調な売れ行きが続いているという。

 19年もサブリム ルビーの販売は継続。新商品として、フィリピンやバヌアツなどの火山島で生育したカカオを使ったチョコレート「キットカット サブリム ボルカニック」を発売した。同商品は世界総生産量のわずか0.2%という希少なカカオを使用しており、ビターな味わいが特徴。話題性のある「火山チョコ」を投入することで、チョコレート市場をさらに盛り上げる狙いだ。

キットカット ショコラトリーは1935年に英国で発売されたチョコレート菓子のロングセラー・キットカットの「高級版」として知られている。1本400円という価格もあり、ギフト需要が高いブランド。新商品の「キットカット サブリム ボルカニック」は「バヌアツ マレクラ」「パプアニューギニア カルカル」「フィリピン ミンダナオ」の3種類、各1本400円
キットカット ショコラトリーは1935年に英国で発売されたチョコレート菓子のロングセラー・キットカットの「高級版」として知られている。1本400円という価格もあり、ギフト需要が高いブランド。新商品の「キットカット サブリム ボルカニック」は「バヌアツ マレクラ」「パプアニューギニア カルカル」「フィリピン ミンダナオ」の3種類、各1本400円
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(文/樋口可奈子)