バレンタイン商戦でルビーチョコの認知向上に期待

 今回発表されたバレンタイン向けの商品のなかには、創業100年以上の老舗和菓子店「ぎんざ空也」が手がける「ルビーチョコレートあん」を使った「つきルビーチョコレート」や、兵庫県の酒造場によるルビーチョコレートのリキュール「小鼓 チョコレートリキュール モンテオエステ ロゼ」などの変わり種も。

 また、話題性の高いルビーチョコレートを人気定番品の新フレーバーとして採用したのが、みなとみらいに本店を構えるショコラティエ「バニラビーンズ」。同店の代表的な商品「ショーコラ」は年間200万個を売り上げる人気商品。バタークッキーでチョコレートをサンドしたものだが、間に挟むチョコレートをルビーチョコレートをベースにした「ショーコラ・フランボワーズ」を発売した。同店を運営するチョコレートデザインの担当者は「ショーコラ・フランボワーズの今シーズンの目標は20万個。ショーコラ全体で売り上げの10%増を目指す」と意気込む。

ぎんざ空也空いろ「つきルビーチョコレート」(1個300円)。白いんげんのあんとルビーチョコレートを練り上げて、軟らかい食感のバタークッキーで挟んでいる
ぎんざ空也空いろ「つきルビーチョコレート」(1個300円)。白いんげんのあんとルビーチョコレートを練り上げて、軟らかい食感のバタークッキーで挟んでいる
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西山酒造場「小鼓 チョコレートリキュール モンテオエステ ロゼ」(2700円)は、国内で蒸留したマスカットブランデーとルビーチョコレートを使ったリキュール
西山酒造場「小鼓 チョコレートリキュール モンテオエステ ロゼ」(2700円)は、国内で蒸留したマスカットブランデーとルビーチョコレートを使ったリキュール
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バニラビーンズ「ショーコラ・フランボワーズ」(1個350円)。ルビーチョコにフランボワーズを混ぜ合わせて甘酸っぱさを引き立てている。バニラビーンズ各店で販売中
バニラビーンズ「ショーコラ・フランボワーズ」(1個350円)。ルビーチョコにフランボワーズを混ぜ合わせて甘酸っぱさを引き立てている。バニラビーンズ各店で販売中
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 同社のパスカル・ムルメステール社長は「日本のルビーチョコレートの売り上げは世界の売り上げをリードしている」と話す。控えめな甘さや酸味などの日本人好みの味や「インスタ映え」するビジュアルがその要因だというが、現時点ではまだ一部の感度の高い人やチョコレートが好きな人が売り上げを支えているというのが現状だろう。ルビーチョコレートを使った新商品がチョコレート専門店だけでなく百貨店、量販店などで幅広く取り扱われるようになれば、ルビーチョコレートの認知は一気に広がる。ルビーチョコレートが日本で本格展開を始めてから初めて迎えるバレンタイン商戦は、その絶好の機会だ。

 ムルメステール社長は「バレンタインデーというチョコレート業界においてもっとも重要なイベントで、日本中全ての人にルビーチョコレートを食べてもらいたい」と抱負を語った。

ローゼンハイム「ルビーミルフィーユ」(写真手前、1000円)、「チョコレートヒストリー」(写真奥、1800円)。全国の量販店で販売中
ローゼンハイム「ルビーミルフィーユ」(写真手前、1000円)、「チョコレートヒストリー」(写真奥、1800円)。全国の量販店で販売中
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