まずは超高層ビルでの戦闘を体験!
VR PARK TOKYOを利用するには、Webサイトから日時を指定して予約する。当日受け付け枠やキャンセル待ちの枠もある。70分間で遊べるのは3~4つのアトラクションということなので、あらかじめどのアトラクションを遊びたいのか優先順位を考えておくといいだろう。入場特典としてフリードリンクサービスやゲームクーポンが付く。なお、13歳未満は入場可能だが、アトラクションは体験できない。
オープン時のVRアトラクションは6種類。グリーのほかにPDトウキョウ、メディアフロント・ジャパン、ハシラス、ダイナモアミューズメントが手がけるオリジナルゲームで、ここでしか楽しめないという。
最初に試した「DIVE HARD VR」(メディアフロント・ジャパン)は、迫る敵を銃で倒しつつ、超高層ビルの屋上から突き出た鉄骨の先まで歩き、ヘリコプターからぶら下がった縄ばしごにつかまって脱出するというもの。HMDとコントローラーを装着して説明を受けたら、ゲームスタートだ。エレベーターでビルを昇ってスタート地点に立つが、いきなり超高層ビルの屋上で目の前に細い鉄骨があるだけという状態だ。さらに送風機で風が送られてきて、本当に超高層ビルの屋上に立っている気がしてくる。立っているだけで怖い。
ゲーム自体はそれほど難しくなく敵は簡単に倒せた。しかしこのアトラクションはそこからが本番。細い鉄骨の上を歩いて、制限時間までにヘリコプターの縄ばしごまでたどりつかないといけない。しかも鉄骨の上にも、虫のような敵が降ってくるので、自然と足元を見ることになる。CGだと分かっていても足はすくむ。ちょっとずつ歩いてなんとかヘリコプターにたどりつき、脱出できたが没入感はなかなかのものだった。