人気の理由は「YouTube」だった

 ドラレコのようなカーグッズとパソコンショップは一見結びつきにくいが、ブームの背景を知ればつながりもみえてくる。「YouTubeなどの動画共有サイトでは、ドライブレコーダーで撮影した事故動画や風光明媚な走行映像などが人気を集めています。ウチは前から、同じく定番のゲーム動画が録画できるキャプチャーユニットを扱っていますから、『ならドラレコも』という要望を頂くようになったのかなと思いますね」(TSUKUMO eX.)

TSUKUMO eX.のキャプチャーユニット/キャプチャーカード売り場
TSUKUMO eX.のキャプチャーユニット/キャプチャーカード売り場
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 パソコンやパソコンパーツ、周辺機器を扱うショップには、家庭用ゲーム機の映像を録画してネットにアップできるビデオキャプチャーユニットを扱うところが少なからずあり、「ネットにアップする」という共通項からドライブレコーダーの取り扱いが増えたというわけだ。

 もちろんその背景には、消費者のセキュリティー意識の高まりや、エイスースのようにパソコン周辺機器に強いメーカーの参入といった要素も多分に絡んでいるだろう。

 TSUKUMO eX.はドラレコの需要が今後も伸びると予想する。「アクションカメラのGoProもそうですが、身の回りの映像を残して皆に見せるという文化が世界的に広がっていますし、それを安価に実現する環境もどんどん整ってきています。またセキュリティー意識も高まっていますからね」。ドラレコはまだ高価なモデルも多いが、価格が下がれば今後さらに普及するだろう。

(文/古田雄介)