SNSが活性化、ただの自撮りアプリではない

 化粧品ブランドとのコラボレーションのほかにもう一つ、YouCam メイクの成長をけん引してきたのが、「Beautyサークル」というSNS機能だ。磯崎氏は、「目指しているのはメディア化。純粋なカメラアプリではなく、情報共有、情報発信の場として発展することを意識している」と話す。

 Beautyサークルでは、YouCam メイクでメークを施して自撮りした写真をシェアできる。シェアした写真には、使用したメークパターンやファンデーション、アイシャドー、口紅などの製品の名前や色番号などの情報が付加される。このほか、ユーザーがほかのウェブメディアなどで見つけたファッションやメイクのハウツー記事などをコレクション、シェアすることも可能だ。つまり、ユーザー自身が自分のメークセンスを披露したり、メークに関する情報や口コミを共有したりできるのだ。

ビューティーサークルで公開されているメークのパターン。「この人のメークが素敵だな」と思ったら、アプリ上で自分の顔で試せて、使われている商品や色が分かる
ビューティーサークルで公開されているメークのパターン。「この人のメークが素敵だな」と思ったら、アプリ上で自分の顔で試せて、使われている商品や色が分かる
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バーチャルメークアプリが20代女性に人気のワケ(画像)
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自分でメークを施してシェアすると、使用した化粧品の情報も公開される

 「われわれが目指すのは、モバイル上でビューティー・ファッションに関して“知る”“試す”“買う”を完結できるプラットフォーム」と磯崎氏は言い切る。中川氏も、「ユーザーの6割が24歳以下、8割がF1層以下で、しかもメークが好きというターゲッティングができているメディアはほかにほとんどない。コスメ好きな若い方にグサッとささる」と自信を示す。