最新モデルを使い続けたい人向きのサービス

 たとえば、最新機種であるSurface Pro 6のCore i5/128GB SSD/8GBメモリーモデル(LGP-00014)の場合、メーカー希望小売価格は11万9790円(税込み12万9373円)。この本体価格とMicrosoftComplete+の価格の合計13万9590円(税込み15万757円)から据置金額3万8000円を引いた価格を、初回6957円以降4600円の24回で支払う。合計支払い額は11万2757円となる。

 そして2年後にはビックカメラグループの下取りサービスを使って最新のSurfaceに買い替えるか、据置金額を支払って買い上げて使い続けるかなどを選択する。買い上げの場合は全額支払って購入する場合と同じだ。MicrosoftComplete+が不要な人にはその分の金額は余分な出費となる。使用を終了する場合はSurfaceは手元に残らないので、2年間Surfaceを安く利用できることをお得と考えるかどうかが判断の分かれるところだ。2年間のレンタルサービスに近い。

 新型Surfaceに買い替える場合だが、Sufaceシリーズを使い続けたい人には割安でアップグレードできるのでお得と言える。パソコンのスペックは2年経過すれば古びてくる。処理性能や機能に不満を感じるようになる人もいるだろう。2年おきの乗り換えとなるが、常に最新のパソコンを使いたいと考えている人にはお得なサービスだ。

 音楽配信や動画配信で定額制サービスが増え、ソフトウェアもマイクロソフトの「Office 365 Solo」のように定額制サービスが増えてきた。米Microsoftは金利なしの24回払いでSurfaceシリーズを購入できる「Surface All Access」を開始しており、日本でも導入を検討中としている。内容は異なるが、ビックカメラグループの「Microsoft Surfaceアップグレードプログム」は、その動きに先んじたものとも言えそうだ。金利0%で最新パソコンを使い続けられる、いわばパソコンの定額制サービスと言えるこうした仕組みが、将来はパソコン導入方法の主流になっていく可能性もあるだろう。

将来のパソコン購入方法の主流になるか
将来のパソコン購入方法の主流になるか
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(文/湯浅英夫)