国産有機EL搭載の軽量ハイエンドスマホ

 AQUOS zeroの有機ELディスプレー(解像度2992×1440ドット)は、高いコントラストと広い色域による画質が特徴。中央に向かって緩やかにカーブする曲面形状で、これにより指の動きにあった自然なタッチ操作ができるとしている。

 ハイエンド機中心に有機ELディスプレー搭載スマートフォンは増えてきたが、いずれも韓国メーカーのパネルを採用している。AQUOS zeroは日本メーカーが自社開発・生産した有機ELディスプレーを搭載した初のスマートフォンであり、注目の存在だ。

ノッチのあるデザイン。曲げやすい有機ELディスプレーを生かし、表面がゆるやかにカーブした形になっている
ノッチのあるデザイン。曲げやすい有機ELディスプレーを生かし、表面がゆるやかにカーブした形になっている
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背面カバーは帝人のアラミド繊維「テクノーラ」を編み込んだもの。軽く強度が高い
背面カバーは帝人のアラミド繊維「テクノーラ」を編み込んだもの。軽く強度が高い
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 また、最近はスマートフォンの画面サイズが大きくなるにつれて重い製品が増え、6型スマートフォンだと200g前後が平均だ。それらに比べて6.2型で146gというのは非常に軽い。実際に手に持ってみるとその軽さに驚かされる。重いことが当たり前になっているハイエンドスマートフォンにおいて、軽量化というアプローチは新鮮であり、今後こうした軽さを特徴とした製品が増えるかもしれない。

200g前後の製品が多いが、それらより約50gほど軽い
200g前後の製品が多いが、それらより約50gほど軽い
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 この軽さは、バックライトが不要な有機ELディスプレー、アルミより軽いマグネシウム合金製のフレーム、軽いバックパネルなどにより実現したもの。バックパネルは鉄の5倍の強度があるというアラミド繊維を編み込んだもので、軽いだけでなくボディーの堅ろう性も高めている。

F値1.9のレンズを使ったカメラを搭載。生体認証機能は指紋認証と顔認証に対応する
F値1.9のレンズを使ったカメラを搭載。生体認証機能は指紋認証と顔認証に対応する
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 軽く強いだけでなく、放熱性能にも気を配っている。シャープでは、電源に接続して充電しながらゲームや動画を楽しむユーザーが多いとして、充電ICを2つ搭載して並列で使用することで充電時の発熱を低減した。バッテリー容量は3130mAhだ。

 スペックの高さも特徴で、プロセッサーにはQualcommのプロセッサーの中でも上位の「Qualcomm SDM845」を搭載。そのほか6GBメモリーや128GBのストレージなどを搭載する。処理性能が高く、軽く持ちやすく、熱くなりにくいため、手に持って長時間ゲームや動画を楽しむのにちょうどいいスマートフォンといえそうだ。

高い処理性能やステレオスピーカー搭載などにより、スマホゲームや動画のヘビーユーザーに向いた製品としている
高い処理性能やステレオスピーカー搭載などにより、スマホゲームや動画のヘビーユーザーに向いた製品としている
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