明るさは約1.4倍に

 LSPX-103E26の進化ポイントはいくつかあるが、LED電球として見た場合にまず外せないのは光量(=明るさ)の強化だろう。

 LSPX-103E26の明るさは、前モデルの360ルーメンから約1.4倍にあたる500ルーメンにアップした。しかも、前モデルとまったく変わらないサイズ感を維持しただけでなく、消費電力を0.4W削減している。

「電球の明るさは供給電力を上げればアップできるが、その方法では発熱の問題も起きてしまう」(四本氏)。これを踏まえれば、サイズ感や消費電力を変えずに明るさを約1.4倍も高めることがいかに大変か分かるだろう。

新モデルLSPX-103E26(左)と前モデルLSPX-100E26J(右)の明るさの比較。明るさが増したことで、より広い範囲を明るく照らせるようになった
新モデルLSPX-103E26(左)と前モデルLSPX-100E26J(右)の明るさの比較。明るさが増したことで、より広い範囲を明るく照らせるようになった
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 LSPX-103E26では「新しいLEDや乳白色の拡散グローブを採用したほか、放熱設計やパーツの配置を変更した」(四本氏)ことでこの課題をクリア。さらに拡散グローブやレンズカバーに手を加えることで、前モデルでは光の中心にわずかに残った影を、新モデルではまったく出ないように改善している。

 実際に寝室で使ってみたが、テーブル周りやベッドサイドを照らすのであれば明るさは十分。問題なく本が読めるレベルなので、寝る前の読書が日課の人にはかなり使い勝手が良さそうだ。

 ちなみに、明るさを調整できる調光機能を備えているのもLSPX-103E26の特徴だが、一番暗い状態にしても常夜灯としては明るすぎると感じた。寝るときは消灯したほうがいいだろう。

新モデルLSPX-103E26(左)と前モデルLSPX-100E26J(右)の影の比較。新モデルでは中央の影がまったく出なくなっていることが分かる
新モデルLSPX-103E26(左)と前モデルLSPX-100E26J(右)の影の比較。新モデルでは中央の影がまったく出なくなっていることが分かる
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見た目は前モデルとほぼ同じだが……

 Bluetoothスピーカーとしての機能については、振動板の厚みを最適化することで高音域の音質を向上。さらに、スピーカーボックス容量の増加や空気の流れの改善などによって低音域の音質や音圧を底上げしたほか、音の広がりや音抜けの良さなども改善している。音質に関しては前モデルで「物足りない」という声も一部で出ていたが、新モデルは「前モデルのユーザーからもおおむね好評を得ている」(四本氏)という。

 また、ユーザーの要望に応える形で追加した新機能が、ステレオモードとダブルモード。ステレオモードは一般的なスピーカーのように、2台でステレオサウンドを実現。ダブルモードは2台が同じ音を再生するので、広い場所での利用に適している。こうした音質・使い勝手の向上が前モデルユーザーの買い替えにもつながっている。

 明るさや音質を向上するため、LSPX-103E26では多くの点で改良を施している。四本氏は「見た目は前モデルとほぼ変わらないが、内部的にはまったくの別製品といっても過言ではない」と力説する。

新モデルLSPX-103E26(左)と前モデルLSPX-100E26J(右)のデザイン比較。新モデルの拡散グローブが乳白色に替わっている点以外はほぼサイズもデザインも同じだが、改良によって中身はまったくの別物に生まれ変わった
新モデルLSPX-103E26(左)と前モデルLSPX-100E26J(右)のデザイン比較。新モデルの拡散グローブが乳白色に替わっている点以外はほぼサイズもデザインも同じだが、改良によって中身はまったくの別物に生まれ変わった
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