ゲームを知らない人も楽しめるコーナーが登場

 最後にもうひとつ。昨年の「総まとめ」で筆者は「ゲームを知らない人でも楽しめるような来場者参加型のユニークなコーナーをぜひとも用意して」と書いた(関連記事:ゲームショウの魅力は健在 なのに残念だった点とは)。これに対し、思わぬ企業が応えてくれた。グーグルだ。

 TGS2018の会場で開催されていた「Google Play ポイントラリー」は、グーグルが新たに始めるポイントサービス「Play Points」をアピールするためのイベントで、全会場内1~11ホールの各所に点在するチェックポイントで二次元コードを読み込んでポイントを集めると、100ポイントごとに6ホールのGoogle Playブースで巨大ガチャが引ける、というもの。

 ガチャでもらえる賞品はBlue、Yellow、Red、Goldと4段階に分かれている。Blueはその当日に会場内で使える試遊台の優先プレー権、YellowとRedは出展メーカー提供のノベルティーグッズ、Goldはゲーミング用ヘッドセットなどの高級ゲームグッズが当たるのだそうだ。

 ラリー開始の時点で70ポイントももらえるうえ、個々のチェックポイントでは15~25ポイントが加算されるので、抽選の権利はすぐに手に入る。ちなみに全会場のチェックポイントをくまなく回るとトータルで400ポイント以上になる。筆者は取材の合間に全ポイントを回り、最終日の朝イチで4回の抽選に挑んだ。結果はRedが2、Blueが2。取材があるので優先プレー権は辞退し、Redでは『アナザーエデン』のステンレスタンブラーと、『PUBG』のパーカをいただいた。イマドキのノベルティーグッズはセンスが良く、ゲームそのものを知らない人が全く違和感なく使えるものも多いのがいい。

 会場内を隅々まで楽しく回れて、もらえる賞品も豪華。試遊台の優先プレー権がもらえる、というのもTGSならではの試みで、とても素晴らしいと感じた。

 しかし、残念だったのは、午後になるとその抽選に長蛇の列ができてしまっていたこと。90分待ちなんていう事態も生んでいたようで、ここはとても惜しい。次回もあるなら、ぜひここは改善してほしいところだ。

会場内でGoogleの三角形のロゴを見かけたら、そこがチェックポイント。二次元コードを読み込ませると、その場所に応じたポイントが加算される。われながらうれしそう(写真/志田彩香)
会場内でGoogleの三角形のロゴを見かけたら、そこがチェックポイント。二次元コードを読み込ませると、その場所に応じたポイントが加算される。われながらうれしそう(写真/志田彩香)
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6ホールにあったGoogle Playブースでポイントを抽選券に交換し、いざ、ガチャを回す。ハンドルの感触はスムーズで「ガチャ」という感覚はないが、そこはそれ(写真/志田彩香)
6ホールにあったGoogle Playブースでポイントを抽選券に交換し、いざ、ガチャを回す。ハンドルの感触はスムーズで「ガチャ」という感覚はないが、そこはそれ(写真/志田彩香)
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「Red」のカテゴリから賞品を選ぶ。たくさんありすぎて目移りしてしまう。長蛇の列ができる原因はここか!? (撮影/志田彩香)
「Red」のカテゴリから賞品を選ぶ。たくさんありすぎて目移りしてしまう。長蛇の列ができる原因はここか!? (撮影/志田彩香)
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筆者はPUBG Corp.の「PUBGオリジナルパーカー」と、GREEの「アナザーエデン ステンレスタンブラー」をいただいた(撮影/志田彩香)
筆者はPUBG Corp.の「PUBGオリジナルパーカー」と、GREEの「アナザーエデン ステンレスタンブラー」をいただいた(撮影/志田彩香)
TGS2018の会場内で配布されていたステッカー。侵略されて、もう40年
TGS2018の会場内で配布されていたステッカー。侵略されて、もう40年
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稲垣 宗彦(いながき・むねひこ)
稲垣 宗彦(いながき・むねひこ) 高校在学中からパソコン雑誌にてゲームレビューやイベントレポートを中心に、ライターとしての活動を開始。趣味であったゲームを仕事にしてしまったことを後悔しはじめた頃に、中学まで熱中していた釣りを再開。近年はアウトドア関連のほか、財布やバッグといった小物の記事など、節操なく手がける

【東京ゲームショウ2018まとめ】

・「昨年から一転、大作ソフトの充実が目立ったゲームショウ」(10/3公開)
・「eスポーツ躍進の年 記録更新尽くしのゲームショウはどうなる?」(10/4公開)
・「広がるゲームの楽しみ方 ゲームショウはどう向き合うのか」(この記事)