決勝戦がスタート、そして熱い戦いの結末は
決勝戦は、ウィナーズ側のトーナメントを勝ち進んだダブル選手と、ルーザーズ側のトーナメントを勝ち進んだ破壊王選手との戦いとなった。なお、決勝戦はダブル選手が2セット先取した時点で優勝。破壊王選手は2セット先取すると、一度セット数はリセットとなり、再度2セット先取すれば優勝というルールになる。
ダブル選手が1セットを先取し、2ラウンドをあっさり先取して優勝に王手をかけた。このまま試合が終わるかと思われたが、ここから破壊王選手が怒濤の追い上げを開始。ストレートで3ラウンドを勝ち1セットずつの同点に追いついた。最終セットでも2ラウンド先制されピンチに追い込まれたが、またも3ラウンドを連続で勝ち越しに成功した。破壊王選手が2セットを先取しセット数をリセットしたことで勢い付いたのか、そのまま2セットを先取して見事な逆転勝利を納め、優勝賞金60万円と日本代表の座を得た。
(文/田代祥吾、写真/木村輝)