ひと言で言えば「VRゲーセン」

『Pierhead Arcade』

 こちらはイギリスのMechabit社が開発した作品。ひと言で言えば「VRゲーセン」で、プレイヤーはゲームセンター内に設置された、さまざなまアーケードゲームを遊ぶことができるというもの。本作に登場するのは、いわゆるビデオゲームではなく、日本の「もぐらたたき」に似たものや、ボールを得点が表示された盤面に向かって投げて遊ぶタイプのクラシカルなアーケードゲームで、PS Moveを使用して遊ぶ。

 「もぐらたたき」型ゲームはPS Moveをハンマーに見立てて振るだけで、その他のゲームもボールを投げるなどの簡単な動作だけで遊べる。また、各ゲームを始める前には筐体(きょうたい)にコインを入れるアクションが必要となる。わざわざコインを投入する場面まで作り込んだところに、作者のゲームセンターに対する並々ならぬ愛情とこだわりが伝わってきた。

 同社スタッフによると、PS VR版はまだ開発中とのことだったが、SteamとOculus Rift版はすでに配信されている。ゲームセンターの外観・内装こそ日本のそれとは異なるが、昭和時代にデパートの屋上ゲームコーナーで遊んだ経験がある人は、特に心がときめくのではないだろうか。

VR空間に出現したゲームセンター。どことなく懐かしさを感じさせる
VR空間に出現したゲームセンター。どことなく懐かしさを感じさせる
[画像のクリックで拡大表示]
穴から顔を出したキャラクターをたたいて遊ぶ、海外版「もぐらたたき」型ゲーム
穴から顔を出したキャラクターをたたいて遊ぶ、海外版「もぐらたたき」型ゲーム
[画像のクリックで拡大表示]
みなさん楽しそうにコントローラーを振りながら遊んでいた
みなさん楽しそうにコントローラーを振りながら遊んでいた
[画像のクリックで拡大表示]

(文・写真/鴫原盛之)