東京ゲームショウ2016のビジネスデイ2日目にあたる9月16日、国際会議場の2、3階では、ゲーム業界に詳しい専門家たちを招いた3つのリレートーク&パネルディスカッションが開催され、多くの聴講者に好評を博した。
●ゲームトレンドセッション
「東京ゲームショウ 2016」ビジネスデー2日目の9月16日、国際会議場3階:301会議室で開催されたのは、ゲームトレンドセッション「『e-Sports』市場最新事情~高まる市場拡大の期待と乗り越えるべき壁」。このセッションでは、カプコンの杉山晃一氏、Cygamesの木村唯人氏、フジテレビジョンの門澤清太氏をゲストに招き、さまざまな可能性を秘めた「e-Sports」を日本市場で普及させるための課題について語ってもらった。



●ゲームマーケティングセッション
「ゲームトレンドセッション」に引き続き、国際会議場3階:301会議室で開催されたのは、ゲームタイトルをヒットさせる際に欠かせないデジタルマーケティングをテーマに据えた「ゲームマーケティングセッション」。ディー・エヌ・エーの佐藤基氏、アライドアーキテクツの村岡弥真人氏、LINEコーポレートビジネスグループの池端由基氏が「デジタルマーケティング徹底活用術~レコメンドやソーシャルメディアを駆使し、少額予算で最大の効果を目指す方法~」をテーマにトークを繰り広げた。



●ゲームテクノロジーセッション

「ゲームマーケティングセッション」と並行して国際会議場2階:201会議室で開催されたのは、ゲーム業界の今年の本命ともいえるVR/AR技術について学べる「ゲームテクノロジーセッション」。「VRとARで迎えるゲーム新時代」をテーマに、4人の先駆者たちが、VR/AR技術を使いこなして面白くて新しいゲームを作るにはどうすればいいのかを語り合った。ゲストは、この秋『サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム』を発売するバンダイナムコエンターテインメントの小山順一朗氏と田宮幸春氏、視線追跡型VRヘッド・マウント・ディスプレーを開発しているFoveの小島由香氏、2017年にスマートグラス「mirama」のリリースを予定しているブリリアントサービスの杉本礼彦氏。



(文/堀井塚高、写真/中村宏)