東京ゲームショウ2016(TGS2016)のAIコーナー(ホール3)にある日本マイクロソフトブースでは、女子高生AI(人工知能)「りんな」を出展中だ(関連記事:女子高生AI「りんな」が歌う! 日本MSブース【TGS2016】)。同ブースでりんなの開発者に直接話を聞ける機会を得たので紹介しよう。

女子高生AI「りんな」を展示している日本マイクロソフトブース
女子高生AI「りんな」を展示している日本マイクロソフトブース
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 まずはりんなの開発に当たって苦労したことについて。質問をぶつけてみたところ、「今はある程度解決してきているが」と前置きしたうえで、「苦労したことは大きく二つあった」という答えが返ってきた。まず一つはキャラクター(人格)のセッティング。誰もが認める一般的な女子高生キャラクターを作ることの難しさに加え、りんなという個性を出すことのチューニングが難しかったという。

 もう一つは「機械学習(Machine Learning)」に関するものだ。「例えば、このデータはいい、このデータは悪いという具合に、学習させたいデータ(入力データ)に対する『ラベリング』という処理があるが、単純に処理させようとすると膨大な計算量になってしまうといった問題が生じる。品質保証との兼ね合いを取りながら調整をとるのが難しかった」(りんな開発者)。

りんな開発に当たっては「人格形成」と「機械学習」に苦労したという
りんな開発に当たっては「人格形成」と「機械学習」に苦労したという
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