戦車トークは「シャーマン」一択

 いよいよ本題である戦車トークへ。しかもテーマは、戦車のなかでも「シャーマン」一択というこだわりぶり。シャーマンとは、第二次世界大戦時にアメリカで開発された中戦車の通称だ。丹羽氏が「シャーマン道」の追求者というだけあり、シャーマンについて45分ひたすら語り倒す! という潔い主旨だった。

実際の戦車の写真も、数々披露された
実際の戦車の写真も、数々披露された
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トークはどんどんマニアックに……
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 ここでも『ガルパン』と話を絡める宮永氏は、「なぜ(ガルパンの)サンダース大学付属高校はパーシングを使わなかったのか?」と杉山氏に問うと、杉山氏は「強すぎて、サンダースっぽくない。(パーシングは)戦後のスタンダードだから。(サンダースは)馴染みにある戦車を使って強敵を倒してナンボだと思う」。さらに宮永氏が「サンダース大学の附属高校だから、(パーシングを)大学に持っていかれてるのでは?」とつっこむと、「サンダースの大学チームは、持ってるかも?」と杉山氏。

君はついてこられるか!? 戦車×ガルパントーク!【TGS2016】(画像)
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君はついてこられるか!? 戦車×ガルパントーク!【TGS2016】(画像)
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映画の1シーンにシャーマンがいたかいないかだけで、いくらでも語れる2人

 実物の写真を見ながら、さらにトークは続く。「T28は面がまえが悪すぎるから、味方に置いておきたくない」(杉山氏)、「TはTestのT。試作機ということ。5両作ろうと思っていたけど、2両で力つきた」「M4シャーマンは、実写映画で見て、カッコよくて、好きになった」(丹羽氏)など、杉山氏と丹羽氏が、見つめ合ってシャーマンを語り出すと、あまりのマニアックぶりに、客席の大半、そして中継中のニコニコ生中継のユーザーまでもが、ポカーン……。シャーマンのこととなると話が止まらない、これぞ真のシャーマン道というところか。

 無印、A1、A2、A3、A3E、A4、A6など、バリエーションの多いシャーマンだが、これはトラック、機関車など、様々なメーカーが開発に携わったためだという。それぞれの得意な技術で作ったので、エンジンなどに違いが生まれた。さらに工場の刻印の違いまで気にし始める杉山氏に対し、「まだまだわからないところが虫悔いのようにたくさんある」と丹羽氏は応じた。

バラエティに富むシャーマン
バラエティに富むシャーマン
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まるで潜水艇のようなものも!
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『WORLD OF TANKS』に登場するシャーマン
『WORLD OF TANKS』に登場するシャーマン
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 変わり種の戦車を紹介すると、常に「『WORLD OF TANKS』に実装するんですか?」と聞かれ、困るという宮永氏。とはいえ、実際に同作で再現されたシャーマンは多数ある。「いろいろな国のシャーマンで遊べるので、鍛えてもらえたら」という宮永氏は、「実装できるものは、すべて実装したい!」と意気込む。

 戦車ファンを魅了してやまない『ガルパン』『WORLD OF TANKS』の2作品。シャーマンについての知識をたっぷり浴びつつ、今後の両作のコラボがますます楽しみになった。

(文・写真/荒川陽子)