東京ゲームショウ2016のインディーゲームコーナーは、各ブースで国内外のデベロッパーや学校、個人などがいろいろなゲームを展示している。大手メーカーのブースと違い、展示の派手さはないものの、インディーゲームコーナーの中に隠れた名作が埋もれており、自分で探す面白さがある。インディーゲームコーナーのブースでは、ゲームを作った本人やデベロッパーの社長がゲームの横に立ち、自らゲームを紹介することが珍しくない。展示しているゲームについて、作者や関係者に直接いろいろと質問できる機会があるのが面白い。
インディーゲームコーナーでもVRゲームが人気を博しており、ビジネスデイ初日にもかかわらず、30分待ちのブースもあるほど。インディーゲームコーナーは東京ゲームショウの穴場と言われ、例年なら人混みを避けつつゲームを楽しむには格好の場所だったが、一般公開日もVRゲームの前に行列ができることも考えられる。インディーゲームコーナーのVRゲームをプレーするのが目的ならば、一般公開日の早めの時間帯に行った方がいいだろう。
(文・写真/田代 祥吾)