スマホアプリから加入できる

 保険には、専用のスマホアプリから加入する。アプリからキーワード検索やカテゴリー検索で、保険をかける対象製品を選ぶか、製品のバーコードを読み込む。対象製品が決まったら、次に所有する製品の写真を撮影して、保険をかける期間を設定する。後は加入ボタンを横にスライドするだけで完了だ。

対象製品やプランを決定後、自身の製品写真を撮影して加入する
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「マイページ」では加入中の保険や加入履歴を確認できる
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 気になるのは、自分の所有する製品が保険の対象になるかどうかだろう。これについて庄野氏は「世の中で販売されている、大半の製品が保険の対象となる」と説明する。Warranteeは保証書の管理サービスを提供するために「3年半をかけて、メーカーと関係性を築いてきた」(庄野氏)。こうした下地があって、100社を超えるメーカーから、過去に発売した製品のデータベースを共有してもらえている。アプリに登録されている製品数は65万件を超える。これらのうち、10年以内に発売された製品であればすべて対象になる。よほどマニアックなメーカーでない限りは対象外にはならなそうだ。

 Warranteeは今後、保険の対象を自動車や自転車にも広げる方針だ。都心では自動車の保有率が下がり、一方でレンタカーやCtoC(消費者間)で自動車を貸し借りするカーシェアリングサービスなどへの需要が高まっている。今後、CtoCのカーシェアリングサービス市場がさらに加熱すれば、自動車を借りる際に1日単位で自動車保険に加入したいといったニーズの拡大も予測される。また、自動車の保有者であっても、週末しか乗らない場合には、年間で保険を契約するのではなく、乗車するときだけ保険に加入するという需要も考えられる。シェアリングエコノミーの拡大をチャンスと捉えて、ニーズに応えられるように開発を進める。

(文/中村勇介=日経トレンディネット)