アイドルイベントが5Gの実証実験に選ばれた理由

 今回、5Gを活用した新サービスの体験会が、TIF2017で行われた理由について「お台場周辺が5G総合実証試験の実施場所に選ばれているのが大きな理由の1つ。またアイドルファンは、(普段からSNSを活用するなど)ITリテラシーが高いうえ、画面上で一緒に踊れるといった目新しい点に興味を持ってもらえるのではないかと考えた」とNTTドコモ関係者は話す。

 NTTドコモは、5Gの特徴を生かす応用分野のなかから「スマートシティ/スマートエリア」や「医療」と合わせて「エンターテインメント」に着目しており、今後もアプリケーション・サービスを想定した実証試験を行う予定という。

 今回の体験会では、ファンに加えて関係者など合計200人弱が一度にネットワークに接続し、3Dアバターをリアルタイムで制御することにほぼ成功していた。フジテレビとドコモは、「JidorAR」の改良を進めるほか、今後も5G技術を生かした新しい体験、サービスを共同で創出する計画だ。

(写真・文/上原太郎=イベント企画部)