今年、東京ゲームショウ(以下、TGS)が節目の20周年を迎えるにあたり、初めてオフィシャルサポーターを起用。TGS2016の注目点やゲームそのものの面白さを、当日の会場からの生配信や事前配信番組などで、より幅広い層にアピールすることが狙いだ。

 オフィシャルサポーターに就任したのは、ゲーム実況・音楽制作ユニットのM.S.S Projectと女性アイドルグループのわーすたの2組。このうちわーすたは、平均年齢が16歳のユニットで、ゲームとは縁が深いアイドルグループだ。デビューアルバムのリード曲『うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ』は、歌詞の内容や衣装がRPG(ロールプレイングゲーム)の世界観で展開しており、「わ-1」「わ-2」と続いている定期ライブは『スーパーマリオブラザーズ』がモチーフになっている。メンバーの坂元葉月、廣川奈々聖、松田美里、小玉梨々華、三品瑠香の5人は、小さなころからゲームには親しんできたという。

エイベックスのアイドル専門レーベル「iDOL Street」の第4弾アイドルグループとして、坂元葉月、廣川奈々聖、松田美里、小玉梨々華、三品瑠香の5人で2015年3月29日結成。グループ名は「The World Standard」の略。2016年5月4日にアルバム『The World Standard』でメジャーデビュー。キュートなルックスに加え、女性クリエイターを積極起用したサウンドとコンセプトワークの面白さで人気急上昇中の世界に照準を合わせ活動する、デジタルネイティブ世代アイドル。SNSとリアルアイドル活動を通じて世界にKAWAIIジャパンアイドルカルチャーを発信中。9月3日に定期ライブ「わーすたランド わ-3」を東京・TSUTAYA O-EASTで開催。9月28日には1stシングルをリリース予定。<br><a href="http://wa-suta.world/"target="_blank">わーすたオフィシャルウェブサイト</a>
エイベックスのアイドル専門レーベル「iDOL Street」の第4弾アイドルグループとして、坂元葉月、廣川奈々聖、松田美里、小玉梨々華、三品瑠香の5人で2015年3月29日結成。グループ名は「The World Standard」の略。2016年5月4日にアルバム『The World Standard』でメジャーデビュー。キュートなルックスに加え、女性クリエイターを積極起用したサウンドとコンセプトワークの面白さで人気急上昇中の世界に照準を合わせ活動する、デジタルネイティブ世代アイドル。SNSとリアルアイドル活動を通じて世界にKAWAIIジャパンアイドルカルチャーを発信中。9月3日に定期ライブ「わーすたランド わ-3」を東京・TSUTAYA O-EASTで開催。9月28日には1stシングルをリリース予定。
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子どものころからゲームが大好き!

――5人とも実はゲームは好きなんですよね?

廣川奈々聖(以下、廣川): そうですね。それぞれ子どものころからゲームを楽しんでました。

三品瑠香(以下、三品): 三品と松田はお兄ちゃんがいたので、かなり小さいころからやってましたね。

松田美里(以下、松田): 男の子が好きそうなゲームもやるんですけど、銃で殺し合うような作品は心が痛んじゃう。でも、アクションゲームだったら『三國無双』が好きでした。

――どの武将を使ってるんですか?

松田: 王道だけど呂布を使うことが多かったです。ただ、お兄ちゃんと対戦する時は呂布を取られたうえに負けちゃうから、よく泣いてました(笑)。

三品: 私も負けることが大嫌いなんですけど、お兄ちゃんのほうが強いので何回もゲームで勝負を挑んでは泣いてましたね。

――三品さんが好きなゲームは?

三品: ゲームキューブが好きで『マリオカート』(『マリオカート ダブルダッシュ!!』)や『スマッシュブラザーズ』(大乱闘スマッシュブラザーズDX)にハマってました。

――『マリオカート』シリーズは小玉さんと廣川さんも好きなんですよね?

小玉梨々華(以下、小玉): DS(ニンテンドーDS、以下同)で『マリオカート』(『マリオカートDS』)をはじめたのがゲームを好きになったきっかけなんです。

廣川: 私はWiiの『マリオカート』(『マリオカートWii』)で妹とよく対戦したけど、いつも私が勝っちゃうんですよ。妹が「もう1回やろう」と言ってくるんですけど、私はつまらないから断っちゃう(笑)。

松田: かわいそ~(笑)。

――『マリオカート』で対決をしたことはありますか?

三品: ありました! みんなでDSを持ってきてレコーディングの合い間に必死になって対決したんです。梨々華が1番強かったよね。

廣川: でも、『スーパーマリオブラザーズ』なら私が強い!

三品: 私だってゲームキューブのコントローラーを使えば1番強いもん!

――坂元さんは、ほのぼのとしたゲームが好きなんですよね。

坂元葉月(以下、坂元): はい。『Nintendogs』とか『どうぶつの森』シリーズとか好きでした。

松田: あ~! やってた!

坂元: はじめて好きになったゲームは『キングダムハーツ』で、小さいころにいとこの家に遊びに行った時に教えてもらったんです。登場人物のカイリが好きになって、どうしてもカイリの髪型になりたくて、カイリのイラストをプリントアウトした紙を美容室に持っていって「この髪型にしてください」とお願いしたんです。

小玉: え~! すごい!

坂元: けっこうリアルにカイリの髪型にしてくれたんですよ。いとこに「見て! カイリみたいでしょ?」と言ったら「顔が違う」と一刀両断されちゃいましたけど(笑)。

――日本ゲーム大賞を受賞したような作品の中でやったことがあるタイトルはありますか?

三品: 『ドラゴンクエスト』シリーズは「8」までやってたなぁ。『太鼓の達人』(『太鼓の達人 タタコンでドドンがドン』はGAME AWARDS 2002-2003最優秀賞)は『さいたま2000』をたたけていたんですよ! あと、『Dance Dance Revolution』(第4回日本ゲーム大賞優秀賞)もやってて、めっちゃうまかったんです!

廣川: 『DDR』でダンスが鍛えられたのかもしれないね(笑)。『Wii Fit』(日本ゲーム大賞2008大賞)はお父さんの健康のために買いました(笑)。

坂元: 外で走るのが好きなんですけど、雨が降った時は『Wii Fit』で有酸素運動してたなぁ。

三品: 私は『Wii Fit』体重を計ってた! でも、跳んでるとゲームに怒られちゃうんだよね(笑)。『モンスターハンター』シリーズはどうしても勝てないから、しかたなく肉を焼いてばかりいました。「上手に焼けました~」って(笑)。

松田: 私も最初に来るマンモスとかは倒せるんですけど、大きくてクエーッて鳴く……なんだっけ? そうだ! クルペッコになると怖くなってできないんです(笑)。

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LINEのゲームはみんなが熱中

――スマホのゲームとかはいかがでしょうか?

三品: みんな、LINEのゲームを結構やってて。『ツムツム』(『LINE:ディズニー ツムツム』)のハートを送りあったりしてます。

小玉: 1度やめてた『LINE バブル』を最近また始めましたね。

廣川: へ~。梨々華が『LINE バブル』にハマってるなんて知らなかった。

三品: 瑠香は梨々華に何回も『LINEバブル』の画面を見せられて「やったほうがいいよ!」って言われたよ(笑)。

廣川: 私、『ツムツム』の強さには自信がある!

小玉: 私はスコアを気にしてなくて、コインやルビーやキャラクターを集めることを重視してるんです。

廣川: スコアを狙うタイプの私とは違うね。

松田: スマホゲームだとマリモやクラゲを育成するゲームにハマッてます。クラゲは死んでしまったんですけど、マリモは何百日も生きてるからけっこう大きくなってるんですよ!

廣川: すごいドヤ顔(笑)。

松田: あんまり水を替えすぎてもダメだったり、けっこう育て方が難しいからね。

小玉: 私は『おさわり探偵 なめこ栽培キット』でなめこを育てて集めてたなぁ。

――小玉さん、なめこも集めてたんですね。

小玉: 集めるのが好きかもしれません(笑)。

坂元: スマホゲームだと、クマが話しかけてくるゲームをやってたかな。

廣川: 『クマ・トモ』だ! はーちんはさみしがり屋だからね(笑)。

坂元: そう。クマが「どこの学校に通ってるの?」とか聞いてくるのに答えるのがすごく楽しくて、暇になるとアプリを開いてました。

――みなさんはどんな時にゲームをやりますか?

坂元: 私はお仕事が夕方からの時も朝早く起きるタイプなんですけど、そんな日に何もなくて時間があるなぁと思うとゲームをしてます。

廣川: 電車移動の間にゲームをやってることが多いです。眠気覚ましにもなるんですよ。

松田: 私、ゲームしてて電車を乗り過ごしちゃう(笑)。

三品: 寝る前にブログを書いてて、集中力が途切れるとゲームをはじめちゃいます。

小玉: もう寝る時間だからベッドに入るんだけど眠れない時にゲームをしちゃう(笑)。

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ゲームファン以外もTGSに興味を持ってほしい

――改めてゲームの面白さは、どのような点だと感じますか?

小玉: 子どもから大人まで、それぞれにあった作品があるのがゲームの面白さじゃないかな。

三品: 今までやったことのないゲームに挑戦すると、新たな発見ができるよね。

廣川: ゲームは退屈な時間を楽しい時間に変えてくれるんです。今は遊びながら勉強もできて。私は英単語を覚えるアプリゲームで遊びながら勉強してます。

松田: 私はクイズ形式で中国語を覚えるアプリを入れてる!

坂元: 小さい子や学生でゲームにかかわる仕事に就くことに憧れてる人も多いよね。

松田: ゲームをやってよかったのは、お兄ちゃんと仲良くなれたこと。TGSも人と人をつなぐ場所になればいいなと思ってます。

――TGSにはこれまでどんなイメージがありましたか?

廣川: 本格的なイベントだからちょっとだけ「近寄り難い」というイメージもあって。

小玉: 「ゲームを極めた人が行くイベント」というイメージがあるからね。

松田: 今回のお話をいただいて知ったのですが、ファミリー向けのコーナーとかもあるんですよね。なので、オフィシャルサポーターとして、ゲームファン以外の方にもTGSやゲームに興味を持ってもらえるようなアピールをしたいですね。

――そのほかに、オフィシャルサポーターとしてやってみたいことはありますか?

小玉: 小学生くらいまではいろんなゲームをやってたんですけど、わーすたに入ってから触れる機会が少なくなったので、TGSをきっかけに新しいゲームにたくさん触れたいと思ってます。

坂元: アイドル活動をしているのでリズムゲームは関連があると思うので挑戦してみたいです。

松田: 攻略法も教えてほしい!

三品: わーすたとゲームのコラボもできたらいいな。

廣川: 以前、『にゃんパズル』というゲームとコラボさせてもらったことがあるんです。勝手に敷居が高いと思ってしまっているので、私たちみたいな人にTGSに興味を持ってもらえるようになればいいなって思います。

三品: でも、初代のオフィシャルサポーターだから責任重大だよね。

廣川: 数年後に「そういえば、オフィシャルサポーターなんてあったね」と言われないようにしなきゃ!

松田: そんなこと言われたらイヤだ~(笑)。

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(文/大貫真之介 写真/佐賀章広)

「日経エンタテインメント!」2016年8月号掲載インタビューを再構成