これまで、スマホの端末メーカーが自ら展開する販売・サポート拠点といえば、アップルのApple Storeのほかにほとんどなかった。しかしここ数年で、その状況は変わりつつある。端末メーカーの直営店が増えているのだ。例えば、SIMフリースマートフォンで人気が高いファーウェイは、東京と大阪に持ち込み修理や純正アクセサリーの販売を行う「カスタマーサービスセンター」を開設。SIMフリースマホの定番メーカーエイスーステック・コンピューター(ASUS)は、2018年3月に「ASUS Store Akasaka」をオープンしている。
今回は、メーカーの直営店がユーザーにとってどんなメリットがあるのか、そしてメーカーにはどのような狙いがあるのかを探るべく、ASUS JAPANシステムビジネス事業部ダイレクトセールス課の中村正志氏に話を聞いた。