『図書館戦争』佐藤信介監督「iPadで映画史が動いた」

2017年07月03日
  • 佐藤信介(さとうしんすけ): 映画監督。1970年生まれ、広島県出身。市川準監督『東京夜曲』で脚本、『LOVE SONG』で長篇監督デビュー。脚本作に『県庁の星』『春の雪』など、監督作に『GANTZ』2部作、『図書館戦争』『アイアムアヒーロー』『デスノート Light up the NEW world』などがある。現在、『BLEACH』(福士蒼汰主演)、『いぬやしき』(木梨憲武・佐藤健主演)のポストプロダクション中。2018年公開予定
  • 『図書館戦争』の際、スタッフ間で実際に共有した画像。「必要なエキストラが50人なのか、80人なのか。写真に絵を描いて検討するとかなり正確に分かる」(佐藤監督)
  • 『アイアムアヒーロー』の絵コンテの下書き。ビデオコンテからキャプチャーした画像に壁や廊下の様子を手描きしてある
  • こちらは手描きした絵コンテの下書き
  • 写真、手書きのイラストや文字、テキスト入力した文字など、さまざまな情報がまとまっている
  • 台本作成前、検討段階のメモ。アイデアなどが手書きでびっしりと書き込まれている
  • 『図書館戦争』の映画内に登場したポスターのイメージ。これだけの絵でも、ポスターをデザインするデザイナーにイメージを伝えやすいという
  • 『図書館戦争』佐藤信介監督「iPadで映画史が動いた」(画像)
  • 『図書館戦争』佐藤信介監督「iPadで映画史が動いた」(画像)
  • 普段からワイヤレスのキーボードと小さなiPadスタンドも持ち歩いている。「台本もすぐに書き換えられる」(佐藤監督)
  • 『アイアムアヒーロー』の検討段階のメモ。劇中に登場するZQN(ゾンビ)の頭が吹っ飛ぶイメージを描いたもの。「なんとなく描いた絵がよかったので、後で拡大して、スタッフと共有する資料に貼り付け、配ったこともある」(佐藤監督)
  • 追加したカットや削ったカットが赤字で書き込まれている『アイアムアヒーロー』の絵コンテ。『いぬやしき』では絵コンテもGEMBA Noteでスタッフと共有したので、こうしたメモもスクリプターが清書しておいてくれるようになったそうだ