ヒットのカギとなるのは……

 今回発表された点だけを見ても、toioはそのシンプルな見た目とは裏腹に、かなり高度な技術やノウハウが詰め込まれていることが分かる。加えて、提供される対応タイトルやコラボする企業などによってさまざまな方向に世界観を広げられるため、子どもだけでなく大人も欲しくなるような商品にもなり得ると感じた。 

 レゴブロックを自由に動かせるだけでも、かなりの物欲を刺激するはず。ロボット相撲にしても、大人だって確実に熱中して遊んでしまうことだろう。そういった意味では、12月の発売以降にどれだけ魅力的なコンテンツを用意できるかが、大きなポイントになりそうだ。

 また、現時点では子ども向けということでシンプルな製品となっているが、将来的にキューブの動きを制御するカートリッジのプログラムを自作したり共有したりできるようになれば、より高度な学習にも利用できる。また、活用の幅も遊びだけにとどまらなくなるだろう。そういった点から見ても将来性は高く、今後の展開や発展が楽しみな製品だと感じた。

(文/近藤 寿成=スプール)