スライド操作に戸惑い

 ここからは使い勝手を見てみよう。各リモコンの登録方法は既存の学習リモコンと大差ない。機器とメーカー名、信号パターンを選ぶことで自動登録できるほか、自動登録できない機器については、手持ちのリモコンで学習できる。

 実際に操作してみると赤外線の感度は良好。付属リモコンと比べるとごくわずかにタイムラグがあるが、違和感なく利用できるレベルだ。また、ボタンをタッチするとスマホのように音と振動で知らせるため、操作していることは感覚的にも認識できる。

ソニーの新機軸リモコン「HUIS」は何がスゴい? 居間のすべてのリモコンを1台に集約できる(画像)
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ソニーの新機軸リモコン「HUIS」は何がスゴい? 居間のすべてのリモコンを1台に集約できる(画像)
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赤外線送信部は角度がついており、画面を見ながら(=本体が立った状態)でも操作できるように工夫されている

 使っていて気になったのは、画面の切り替え操作。HUISでは、操作するリモコンの種類を切り替える場合は左右に、ひとつのリモコンが複数のページにまたがっている(=ボタン数が多い)場合は上下に画面をスライドする。だが、単純に画面をスライドすればよいという仕様ではないからだ。

 どんな仕様かというと、画面端から上下または左右にスライドさせるというもの。感覚としてはスマホのステータスバーを引き出すようなイメージだ。慣れれば問題ないが、画面中央だけをスライドしても反応しないので、スマホの操作に慣れたユーザーは少し違和感を覚えるだろう。

 HUISのバッテリーの持ちは1日100回操作したと仮定して1カ月、充電時間はバッテリー残量0%からの満充電で約2.5時間となる。乾電池×2本で約1年は利用できる一般的なリモコンと比べるのはさすがに酷だが、スマホと変わらないサイズのディスプレーを搭載する機器としてはかなり長持ちといえるだろう。また、バッテリー残量が5%を切ると充電を促す画面が表示されるので、いきなり使えなくなるということはない。

 その点を踏まえると、使い勝手のポイントとなるのは「いつ充電するか」だろう。基本的には就寝中や外出中などに充電すればいいが、充電しながらでも利用できるので、例えば映画や2時間ドラマなどの観賞中に充電するのもありだ。

充電用のmicroUSB端子を本体底部に装備。本体のバージョンアップなどでパソコンと接続する際にも利用する
充電用のmicroUSB端子を本体底部に装備。本体のバージョンアップなどでパソコンと接続する際にも利用する
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