昨年2015年の夏、ソニーが新しい学習リモコン「HUIS REMOTE CONTROLLER」(以下HUIS、「ハウス」と読む)を開発。ソニーのクラウドファンディングサイト「First Flight」で支援を募り、目標金額を達成して製品化へと進んだ。筆者も製品化を支援しており、HUISを購入することになった。

 2016年2月15日、ついにHUISの実機が筆者の手元に到着。これにあわせて、First Flightでの一般販売もスタートした。

電子ペーパーをベースとしたソニーの学習リモコン「HUIS REMOTE CONTROLLER」。価格は2万7950円(税込み)
電子ペーパーをベースとしたソニーの学習リモコン「HUIS REMOTE CONTROLLER」。価格は2万7950円(税込み)
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そもそも、学習リモコンって何?

 学習リモコンとは、1台のリモコンにテレビやブルーレイレコーダー、シアターオーディオなどの信号を学習させ、複数の機器をまとめて操作できるようにする特殊なリモコンのことである。操作したい機器ごとにリモコンを持ち替えるわずらわしさをなくせるほか、テーブルに置くリモコンを1つに減らせる点が大きなメリットだ。

 また、最近ではスマホと赤外線送信機を無線LANネットワークで連携させ、スマホ自体を学習リモコンとして活用できる「クラウド型リモコン」も登場している。ネットワーク経由で「外出先からエアコンの電源を入れる」といったこともできる。

ソニーの一般的な学習リモコン「RM-PLZ530D」(3130円)。見た目のデザインなどは一般的なリモコンとほぼ同じ
ソニーの一般的な学習リモコン「RM-PLZ530D」(3130円)。見た目のデザインなどは一般的なリモコンとほぼ同じ
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ラトックシステムのクラウド型リモコン「REX-WFIREX1」(1万3000円)。左側が赤外線を発信する本体部分で、スマホのアプリを使って各機器を操作する
ラトックシステムのクラウド型リモコン「REX-WFIREX1」(1万3000円)。左側が赤外線を発信する本体部分で、スマホのアプリを使って各機器を操作する
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 HUISは、基本的な機能は一般的な学習リモコンと同じだが、電子ペーパーを採用している。Wi-Fiに接続する機能はないが、スマホのように画面をタッチしてさまざまな機器を操作するため、一般的な学習リモコンとクラウド型リモコンのちょうど中間に位置するような製品といえる。また、リモコンっぽさを感じさせないすっきりしたデザインも、これまでの製品にはない特徴だ。

HUISは凹凸のないフラットなデザインを採用しているほか、使わないときは立てた状態で置くことも可能。持ちやすさだけでなく、空間との調和も意識している
HUISは凹凸のないフラットなデザインを採用しているほか、使わないときは立てた状態で置くことも可能。持ちやすさだけでなく、空間との調和も意識している
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