フルHDのスーパースロー撮影と世界初の4K HDR撮影を実現

 Xperia XZ2のもう1つの特徴が、ソニーモバイル製品に共通する特徴でもあるカメラだ。1900万画素のメモリー積層型イメージセンサーを搭載し、1秒間当たり960コマのスーパースローモーション撮影ができるなど、背面カメラの性能はXperia XZ1と変わらない。だが、Xperia XZ1のスーパースローモーション撮影がHD画質(ハイディフィニション画質、1280×720ドット)に固定されていたのに対し、Xperia XZ2ではフルHD画質(1920×1080ドット)での撮影も可能になっている。もっとも、イメージセンサー自体は従来と変わらないため、フルHD画質でのスーパースローモーション撮影は、HD画質の半分の時間、つまり0.1秒を3秒間の動画にする仕様だ。

スーパースローモーション撮影は従来のHD画質だけでなく、フルHD画質にも対応。ただし撮影可能時間は半分になる
スーパースローモーション撮影は従来のHD画質だけでなく、フルHD画質にも対応。ただし撮影可能時間は半分になる
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 ソニーモバイルによると、スーパースローモーション撮影の高画質化は、従来機種のユーザーからの声に応えたものとのこと。同様のスーパースローモーション撮影機能は、前日25日に発表されたサムスン電子の「Galaxy S9」「Galasy S9+」も搭載しているだけに、今後の主流となる可能性もある。

 そしてもう1つ、カメラ関連の新機能が、HDR(ハイダイナミックレンジ)対応の4K動画(3840×2160ドット)を撮影できるようになったことだ。HDR映像の再生に対応した機種や、4K動画を撮影できる機種は既にいくつか存在するが、4K HDR動画を撮影できるのはXperia XZ2が世界初となる。

 なおHDRとは、露出が異なる複数の画像を合成することにより、より自然な明るさを実現する技術のこと。4KのHDR動画撮影には、映像を一時的にメモリーに保存しておけるメモリー積層型イメージセンサーが大きく貢献しているという。従来はプロ用のビデオカメラでなければ不可能だった4K HDR動画の撮影が、スマートフォンで実現されたことには驚くばかりだ。

Xperia XZ2(左)は4KのHDR画撮影にも対応。ステンドグラスを撮影したデモを見ると、Xperia XZ2のほうは色が白飛びしていないなど、HDRの効果が明確に表れている
Xperia XZ2(左)は4KのHDR画撮影にも対応。ステンドグラスを撮影したデモを見ると、Xperia XZ2のほうは色が白飛びしていないなど、HDRの効果が明確に表れている
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 さらにもう1つ、自分の顔を3Dスキャンし、3Dアバターなどに活用できる「3Dクリエーター」も進化を遂げた。従来は背面カメラで撮影する必要があったため、自分の顔をスキャンするにはもう1人の手助けが欠かせなかったが、Xperia XZ2では前面カメラでも3Dスキャンができるようになった。

前面カメラでの3Dスキャンが可能になったことから、1人でも「3Dクリエーター」の撮影ができるようになった
前面カメラでの3Dスキャンが可能になったことから、1人でも「3Dクリエーター」の撮影ができるようになった
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