そろそろ終了時間も近づき、歌広場さんが最後に向かったのはTwitchブース。お目当ては、友人からお勧めされたという『Dead by Daylight』だ。現在、世界中で大流行しているタイトルで、東京ゲームショウ2018では開場まもなく長蛇の列ができた(ビジネスデイ初日なのに!)

開場直後にこの看板を目にし、気になっていたという歌広場さん(開場1時間で90分待ちに!)
開場直後にこの看板を目にし、気になっていたという歌広場さん(開場1時間で90分待ちに!)

 『Dead by Daylight』を簡単に説明すると、4対1で行う鬼ごっこ。サバイバー4人が1人のキラーから逃げて生還を目指す。うすうす気付いているとは思うが、本作はグロテスクな表現があり18歳未満は遊べない。試遊には年齢確認があり、試遊台も目隠しされている。ホラーが苦手な歌広場さんは大丈夫だろうか?

ゲームの内容や操作方法などをスタッフの方に教わる
ゲームの内容や操作方法などをスタッフの方に教わる

 歌広場さんが自らキラーを買って出たので、取材スタッフらを含めた“ゲーム下手ーズ”4人がサバイバーに。サバイバーはキラーから身を隠しながら、マップ上に点在する発電機をすべて作動させると勝利。キラーはその前にサバイバーを捕獲すれば勝利となる。

 サバイバーがキラーに対抗する手段はないが、キラーが本人視点であるのに対してサバイバーは第三者視点といった有利な点もある。キラーに捕まるとフックに吊されるのだが、仲間がタッチすると再び逃げられる。鬼ごっこ・かくれんぼ・缶蹴りの要素が入ったゲームなのだ。

キラーとサバイバーに別れて説明を聞く
キラーとサバイバーに別れて説明を聞く
「果たしてオレから逃げられるかな~」
「果たしてオレから逃げられるかな~」

 いよいよゲームスタート! 取材スタッフらサバイバーはキラーに見つからないように発電機を探す。キラーが視界に入ったら身を隠し、もし見つかったら走って逃げてキラーを巻く。はっきり言って、とにかく怖い。

キラーは本人視点なので視界が狭い。それだけが不利な点だ
キラーは本人視点なので視界が狭い。それだけが不利な点だ
めちゃめちゃ真剣。本気やん!(筆者はサバイバーだったのでプレー中の歌広場さんの姿を見ていない。殺人鬼のくせにキレイな顔しやがって!)
めちゃめちゃ真剣。本気やん!(筆者はサバイバーだったのでプレー中の歌広場さんの姿を見ていない。殺人鬼のくせにキレイな顔しやがって!)

 サバイバーたちは心臓バクバクさせながらキラーから逃げる。発電機もあと1つ作動させれば生還できる。そんな希望の光が見えたとき、アイツはやってきた……!

「キーーール ユーーー!!」
「キーーール ユーーー!!」

 「オレから逃げられると思ったかーー!!」と言ったかどうか筆者にはわからないが(顔的に多分言ってる)、キラー a.k.a.歌広場淳がサバイバーに次々と襲いかかる。あっという間に生存者は1人に。

サバイバーを襲っている瞬間。歌広場さんの顔は見えないが、これ絶対笑ってるだろ!
サバイバーを襲っている瞬間。歌広場さんの顔は見えないが、これ絶対笑ってるだろ!

 しかし唯一残っていたサバイバーが見事に生還し、なんとサバイバー側の勝利! ラスト1人を逃がし、かなり悔しがっている歌広場さん。大流行の『Dead by Daylight』をプレーした感想は?

 「鬼ごっこ・かくれんぼ・缶蹴り、この3つはみんな知っているはずなので、誰でも楽しめるゲームだと思います。要素が単純だからホラーにしているんだと思うし、単純だからこそ面白い!」と話す。

 続けて「やってみてよかったなと思ったのは、みんなで遊べたことです。ゲームはコミュニケーションツールだと僕は思っているので、取材スタッフのみなさんたちと一緒に遊べたから楽しかった。最後の最後でグッと距離が近くなった気がします」と話してくれた。

歌広場淳「みんなと遊べて楽しかったです」
歌広場淳「みんなと遊べて楽しかったです」
キラー「生ぎで帰れると思うなよ~~!!」
キラー「生ぎで帰れると思うなよ~~!!」

(文/津田昌宏、写真/小林 伸、ヘアメイク/戸倉陽子)

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