ゴールデンボンバー(金爆)の歌広場淳さんと歩く東京ゲームショウ2018。メジャータイトルや自分の好きなゲームを狙い撃ちするのもいいが、今まで触れていないジャンルのゲームを気軽に体験できるのもTGSならでは。
というわけで、ホール9-11にある「インディーゲームコーナー」を覗いてみることに。新しい発見はあるだろうか?
所狭しと並ぶインディーゲームの数々。といってもメジャーハードから発売されているタイトルも多い。そんななか歌広場さんが足を止めたのは、ヘッドホンと簡易なコントローラーがあるだけのゲーム。そう、このゲーム、ディスプレーがないのだ。
オーディオゲームセンターの『スクリーミング・ストライク』は、音だけで展開される新感覚ゲーム。上下左右から迫りくる何かを、音だけを頼りにかわしたり撃退するというもの。本当の意味での“音ゲー”だ。
盲目のゲーム作者の作品だと聞いた歌広場さんは…
プレーした歌広場さんに感想を聞くと、「新感覚すぎる! ものすごい感動がありました! 映像がないことですごくイメージが膨らむので、はっきり言って怖い」と話す。
「今のゲームはグラフィックがキレイにリアルになっていますが、やっぱりゲームは想像力を楽しむものなんだなって改めて思いましたね。音だけで、頭のなかは剣と魔法の世界が広がりました!」と興奮気味。かなり衝撃的だったようだ。
スタッフの方に話を聞くと、このゲームは盲目のゲームクリエイターさんが手がけたもので、目が見えなくても楽しめるゲームを作るなかで生まれたものだという。これに歌広場さんは感銘を受ける。
「それってゲームの本質じゃないですか。やったことないことを体験できる、見たことのないものを見せてくれるのがゲームだと思うんです。このゲームは映像がないことで、僕が今まで見たことがないものを見ることができました」と話してくれた。
ママチャリで全力の立ちこぎ
インディーゲームコーナーで感動した歌広場さんは、さらなる新体験を求めてゲームスクールコーナーへ。ここにはゲームの専門学校生たちが開発したゲームが並ぶ。そこで目に飛び込んできたのはなんとママチャリだった。
ママチャリを使ったVRゲーム、その名も『ママチャリオット』。ママチャリをこぐと自身の戦車から弾が発射、こげばこぐほど敵を倒せるという内容らしい。
明らかに本気の立ちこぎにオーディエンスは大爆笑。学生たちも大盛り上がり。しかし結果は、これまで試遊した52人中22位。
これには歌広場さんも「嘘でしょ!? ずっと立ちこぎだったよ!?」と猛抗議(大人げない)。「1位はオカンあるな。ガチのママチャリ勢しか無理でしょ(笑)」
格闘ゲーマーの歌広場さんは、実はこれがVRゲーム初体験だったとか。どうせ360度見渡せるんでしょ、くらいに思っていたというが、「これはアイデア1本で勝負しているところがいい。ママチャリだし、動作は単純だし、バカバカしくて見た目が面白い。ママチャリをやってる本人は真剣なのに、周りは爆笑。それがVRの面白さでもあるとわかりました」と、VRに興味が湧いたと話す。
歌広場さん、声で敵を倒す
VRに興味を持った歌広場さんは続けて、隣にあった声で敵を倒すというVRゲームも体験。
ボイスガンという武器を使って、侵略者から地球を守る『ボイスペース』。マイクに向かって「ボーーイスッッ!!」と叫ぶことで、右手に持ったボイスガンにエネルギーがチャージされるというもの。歌広場さんの叫び声に立ち止まる人がどんどん人増えていったが、やっている本人は気付かない。「自分が叫んでいるからゲームの音すら聞こえない(笑)」
学生「ウチも見てってください」、歌広場さん「じゃあ行こう」
そんな様子を見ていた他校の生徒が、歌広場さんに「もしよろしければウチも見ていってください!」と直談判。「じゃあ行こう」と向かった先で、弓矢で敵を倒すVRゲーム『Age of knight』を体験した。いい人すぎる。
(文/津田昌宏、写真/小林 伸、ヘアメイク/戸倉陽子)