大の格闘ゲーム好きとして知られるゴールデンボンバー(金爆)の歌広場さん。ここは、前回「デビル メイ クライ 5」を楽しんだカプコンブース。ということは……「ストリートファイター」やるしかないでしょ! いざ、ラウンドワン、ファイッ!
カプコンブースでは、10月25日発売予定の『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクションインターナショナル』(PS4)をいち早く試遊できる。スタッフに案内されて意気揚々と向かった中央の試遊台には、カプコンの綾野智章プロモーションプロデューサーが待ち構えていた!
歌広場さんは、米国で開催されている世界最大級の格闘ゲーム大会「EVO」の日本版、「EVO Japan」に出場するほどの実力者。今年1月に初開催となった「EVO Japan 2018」では、『ストリートファイター5 アーケードエディション』でプロゲーマーとしのぎを削ったほど。当然、格ゲー業界との縁は深く、もちろん綾野氏とも顔なじみ。2人は挨拶もそこそこにアーケードコントローラーをセッティングし始めたのだった。この2人……できる!(確信)
往年のファンにはたまらないタイトル
本作は、「ストリートファイター」シリーズ30周年を記念して登場したタイトル。初代『ストリートファイター』から『ストリートファイター3 3rdストライク』までの12作品を収録しており、往年のファンにはたまらない。また、収録作品のうち4つがオンライン対戦にも対応しているため、ゲーセンさながらの対人対戦を気軽に楽しめるのもうれしい。
歌広場さんは「サードやろう、サード!」と、まず『ストリートファイター3 3rdストライク』で綾野氏と対戦することに。歌広場さんが選んだキャラはケン。というか歌広場さんは常にケンだ。対する綾野氏はリュウで応戦する。
以前メディアで「ケン使いの中でメイクの濃さは世界一!」と豪語していただけあって(?)、中足確認からの疾風迅雷脚など華麗に技を繰り出していく。しかし惜しくも負けてしまった。「現行のスト5と同じ感覚でプレーしてしまったことが敗因」と、スト3の最大の特徴であるブロッキングを忘れるなど、各タイトルに合わせた動きができなかったことを悔しがる。
負けたまま終わる男ではない!
さっきの負けはなかったかのように、続いて『スーパーストリートファイター2 X』で対戦を申し込む歌広場さん。使用キャラはケンで、綾野さんのガイルに挑む。
レベルの高い対決を制したのは歌広場さん。見事リベンジを果たす。
スパ2はクラシックなタイトルだけに、距離感や読み合いが戦況を大きく左右する。夜な夜なプレーしているスト5とは操作感も大きく異なるため、「逆に落ち着いてプレーできた」と歌広場さんは後に語る(王者の風格)。我らの歌広場淳は、負けたまま終わる男ではないのだ!
大好きな「ストリートファイター」を試遊し、さらに勝利を収めた歌広場さんからは笑顔がこぼれる。「ストリートファイターは格ゲーにハマるきっかけになった作品。やっぱり面白いですね。何がすごいって30年ですよ!? 僕がゲーセンでプレーしてきたほとんどのタイトルを遊べるし、古くからの格ゲーファンも大事にしつつ、若い人にはシリーズ全体を見てほしいっていうカプコンの想いや自信が伝わってきます!」と大興奮。歌広場さんのエンジンかかってきましたよ~!
(文/津田昌宏、写真/小林 伸、ヘアメイク/戸倉陽子)