ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のブースで、PlayStation VRを使って、リズムゲームの『Beat Saber』を試遊した。音楽に合わせ、2本のモーションコントローラー(仮想空間では“ライトセイバー”になる)を上下左右に振って、前方から迫りくるオブジェクトを次々に斬っていくゲーム。待ち時間に上手な人がプレーするのを見ているだけでも楽しかった。
飛来するオブジェクトは左右どちらのセイバーで斬るべきか色分けされていて、斬るべき方向も矢印で示される。斬る直前に回転して矢印の向きが変わったり、複数のオブジェクトの位置が入れ替わったりする仕掛けもあって、これだけでも飽きない。
さらに、特大の飛来物はプレーヤーが実際に左右に動いたりしゃがんだりしてよける。また、暗い色のトゲトゲしたオブジェクトは“お手つき”を誘ってくるが触れてはいけない。操作はいたってシンプルだが、動きの種類は意外に多い。オリジナルの音楽に合わせ、自分の体を使ってビートを刻む感覚がひたすら心地よい。