歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」「三國志」シリーズで知られるゲームクリエイターのシブサワ・コウが、コーエーテクモゲームスのステージイベントに登場した。2017年11月30日発売の新作『信長の野望・大志』の魅力を、同クリエイターは「人工知能(AI)に力を入れた。戦国武将がそれぞれ独自の動きを見せるのがポイント。相手が予測できない行動を取るなかで、天下統一に向けて知略を尽くす楽しみがある」と語った。
また、ゲームタイトルにこめた思いを次のように説明した。「(高度なAIを取り入れたことにより、ゲームの中で)戦国武将がそれぞれ夢を持ち、信長は信長の、謙信は謙信の、信玄は信玄の志をもって動くので、より躍動感あふれる戦国時代を表現できる。志が中心になるゲームなので、大志と名付けた」。
このイベントでは、同タイトルのiOS/Android版の発売も発表された。詳細は後日発表予定だが、小山宏行プロデューサーは「デバイス間でのセーブデータの共有を実現したい」とした。例えば、自宅でPC版をプレーした続きを、外出先でスマートフォンやタブレット端末からプレーでき、帰宅すれば、その続きを再びパソコンでプレーするといった遊び方が可能になる。