東京ゲームショウ2017の2日目(9月22日)、バンダイナムコエンターテインメントは同社ブースにて、NTTドコモと共同で「5G」を活用したVRコンテンツ『ソードアート・オンライン レプリケーション』を開発していることを明らかにした。
5Gは「LTE」など現在主流の通信方式「4G」の、次の世代となる通信方式で、最大20Gbpsもの通信速度の実現が見込まれているなど、4Gより一層の高速・大容量通信が実現できることが大きな特徴の1つとなっている。そしてNTTドコモは2020年に5Gの導入を目指していることから、5Gを用いた今までにないリアルで面白い体験を提供するべく、両社で5G用のコンテンツを開発するに至ったのだそうだ。
開発にあたって両社で議論を重ねた結果、5Gの高速・大容量にマッチするのはVRだとの結論に至った。VRを楽しむにはヘッドマウントディスプレイ(HMD)が必要なことから、HMDを装着するのにちょうどマッチした作品としてSAOを選んだという。そこで発表されたのが、SAOの世界観が味わえるVRゲーム『ソードアート・オンライン レプリケーション』である。