VRは爆発的に普及する可能性がある

――VR事業はいかがですか。

荒木氏: VR業界全体で見れば、ハードウエアの普及台数やコンテンツの供給量など、2017年は順調に推移していたと思います。調査会社が過去に発表した強気なシナリオよりも販売台数は多かったと思いますので、新機種が出てくると爆発的に普及する可能性があると考えています。2017年はPS4向けに『乖離性ミリオンアーサーVR』を、Daydream向けに『釣り★スタ』を配信しました。アミューズメント施設向けには『ようこそパニックマンションへVR』の提供を開始し、イオンファンタジーさんと開発した子ども向けVR『ぶっとび!VRバズーカ』『VRどっかん!ブロック』『VRびっくり!スライダー』を発表しました。

『乖離性ミリオンアーサーVR』 (C)2017 SQUARE ENIX CO., LTD. / GREE, Inc. All Rights Reserved.
『乖離性ミリオンアーサーVR』 (C)2017 SQUARE ENIX CO., LTD. / GREE, Inc. All Rights Reserved.
[画像のクリックで拡大表示]
『釣り★スタVR』
『釣り★スタVR』
[画像のクリックで拡大表示]
『ようこそパニックマンションへVR』 (C)2017 ADORES,Inc./VR PARK TOKYO/ようこそパニックマンションへVR
『ようこそパニックマンションへVR』 (C)2017 ADORES,Inc./VR PARK TOKYO/ようこそパニックマンションへVR
[画像のクリックで拡大表示]

 VR事業は短期的に一喜一憂せず、継続して作り続けていきたいですね。端末の普及率やユーザー数などがあるしきい値を超えたときに一気にブレークスルーするタイプの事業だと思っていますから。

 実際、『VRChat』(米VRChat)が米国などで爆発的に普及し始めています。PC用アバターサービスのようなもので、技術的に大きな進化はないのですが、最近、米Steam上の同時接続数が劇的に増えました。このVRChat、実はグリーのグループ企業(GFR Fund)の投資先なのですが、VRChatを利用したいためにヘッドセットを購入する人が増えるといういいサイクルになっているようです。

――2018年の抱負を聞かせてください。

荒木氏: これまでとは違うこと、2017年よりももっと大きい取り組みにチャレンジしたいです。ゲームを作って、配信するだけではなく、テレビアニメや映画、そのほかのプラットフォームとの連動などメディアミックス的な動きであったり、グローバル市場向けの展開を前提にビジネスを構築したり。ビジネスの幅をより広げて、より大きな仕掛けで、ゲーム事業に取り組んでいきたいと思っています。

『VRぶっとび!バズーカ』 (C)AEON Fantasy Co.,LTD. / GREE, Inc.
『VRぶっとび!バズーカ』 (C)AEON Fantasy Co.,LTD. / GREE, Inc.
[画像のクリックで拡大表示]
『VRどっかん!ブロック』 (C)AEON Fantasy Co.,LTD. / GREE, Inc.
『VRどっかん!ブロック』 (C)AEON Fantasy Co.,LTD. / GREE, Inc.
[画像のクリックで拡大表示]
『VRびっくり!スライダー』 (C)AEON Fantasy Co.,LTD. / GREE, Inc.
『VRびっくり!スライダー』 (C)AEON Fantasy Co.,LTD. / GREE, Inc.
[画像のクリックで拡大表示]