ポータブルオーディオがGoogleアシスタント対応

 オーディオについては、米国でハイレゾの浸透がなかなか進まないためか、従来と違う角度からイノベーションを打ち出す戦略を採った。スポーツシーンにも便利なワイヤレス、防水対応、ノイズキャンセリングの技術を一つにした完全ワイヤレスイヤホンの第2弾「WF-SP700N」を発表したのだ。米国では春以降に発売予定。価格が179ドル(約2万円)と手ごろなので、ヒットが期待できそうだ。こちらの製品は国内導入も予定されている。

世界初のIPX相当の防滴対応で、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP700N」。ソフトウエアアップデートによりGoogleアシスタントに対応する予定
世界初のIPX相当の防滴対応で、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP700N」。ソフトウエアアップデートによりGoogleアシスタントに対応する予定
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日本でも発売されている「WI-1000X」。1000Xシリーズの最新モデル(MDR-1000Xは除く)もGoogleアシスタント対応になる予定
日本でも発売されている「WI-1000X」。1000Xシリーズの最新モデル(MDR-1000Xは除く)もGoogleアシスタント対応になる予定
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 そしてこのWF-SP700Nは、発売後にソフトウエアのアップデートでGoogleアシスタントに対応する。「OK、グーグル」と発声する代わりに本体のボタンをクリックすると、ペアリングされているスマートフォンの音声アシスタントが素速く立ち上がり、音楽再生やウェブ情報の検索ができる。

 平井社長は「オーディオ製品の利便性を高める付加価値機能として、今後もAIアシスタントを取り込んでいきたい」としている。日本で発売済みの1000Xシリーズのヘッドホン・イヤホンも、ソフトウエアアップデートによるGoogleアシスタント対応が予定されている製品として名前が挙がっている。

 音声アシスタントを搭載する新しいカテゴリーの製品がソニーから誕生する兆しもある。スマートスピーカーにディスプレーを合体させた「Googleスマートディスプレイ」をソニーが開発していると、CESの開催に合わせてグーグルが発表したのだ。ただ、今回のCESでソニーからの発表はなかった。広報担当者に確認したところ「Googleの発表は事実であり、商品化に向け検討を進めている段階」とのこと。テレビとの両輪でAIとの音声による会話を「見える化」できる、便利なスマートプロダクトの登場に期待したい。

こちらはレノボの製品だが、スマートスピーカーにディスプレーを合体させた新カテゴリーのデバイス「Googleスマートディスプレイ」が発表された。ソニーもグーグルのアーリーパートナーに名を連ねている
こちらはレノボの製品だが、スマートスピーカーにディスプレーを合体させた新カテゴリーのデバイス「Googleスマートディスプレイ」が発表された。ソニーもグーグルのアーリーパートナーに名を連ねている
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