『蒼き革命のヴァルキュリア』は、死神ヴァルキュリア率いる大国との戦いに勝利した小国の解放軍を率いた5人の男女の物語。本来であれば、英雄として扱われるべき存在だが、私怨のために戦ったため、大罪人と呼ばれるようになった。
公式サイトでは、PVが公開され、その世界観の全貌が見えるようになっていると下里プロデューサー。これまでいろいろベールに包まれていたので、少しずつではあるが、その内容がわかってきた。
蒼き革命のヴァルキュリアの特徴として挙げられるのが、新絵画風描画シェーダー「GOUACHE(ガッシュ)」を使用している点と、戦術的な戦いができるバトルシステム「LeGION(レギオン)」を採用している点。「ガッシュで描かれたグラフィックは、鮮やかな色合いで、イラストにしか出せない魅力があります」と小澤ディレクターが語る。
アクション操作が苦手な人でも安心してプレー
レギオンは大軍を相手にしたときにより戦術的な戦いができるシステム。発動させることで、すべての時間が止まる。戦術を考え、より効果的な武器や魔法などを選ぶことで、戦い方に幅をみせている。バトルはエンカウント制ではなく、敵味方がリアルタイムで動き、アクション性が高いバトルとなるため、レギオンを使用することで、アクション操作が苦手な人でも安心してプレーできるのも特徴だ。
簡単に言えば、リアルタイムのアクションバトルながら、武器や魔法の選択をしているときは時間が止まってくれるので、じっくりと戦術を考えながら戦えるシステムと言うことだ。まあ、百聞は一見にしかずというか、とりあえず体験すればすぐにわかるので、気になる人はセガブースの蒼き革命のヴァルキュリアコーナーで体験すべきだ。東京ゲームショウに来場できない人は、10月中旬から全国で開始される全国体験キャラバンに参加しよう。
(文・写真/岡安学)