一般公開初日の2016年9月17日、11ホールのe-Sportsステージでは、カプコンの『ストリートファイターV』の公式世界大会「CAPCOM Pro Tour 2016:JAPAN CUP」が開かれた。世界各国から256人のプレーヤーが集い、1対1の対戦形式で腕を競った。
ストリートファイターVは、人気の対戦格闘ゲームの最新版で、PlayStation 4版とWindows版が2016年2月に登場。今回の世界大会ではPlayStation 4版を用いて競われ、日ごろ使い慣れた自身のコントローラーを持参するプレーヤーが多かった。
腕利きのプレーヤーばかりが集まったこともあり、各テーブルの戦いはまさにハイレベル。禁じ手とされる「ハメ技」を使うプレーヤーはおらず、勝負が決まったあとはお互い固い握手を交わすなど、まさにスポーツといえるすがすがしい勝負が繰り広げられた。
勝ち進んだ上位64名のプレーヤーは、9月18日の予選2日目に臨むこととなった。2日目は舞台をTwitchブースに移し、いよいよ優勝者が決定する。米国で開催するカプコンカップに勝ち進むのは誰か、注目したい。
(文・写真/磯 修)