カプコンブースの『モンスターハンターストーリーズ』コーナーは、2部構成になっている。ゲームのシステムを詳しく説明してくれるムービーと実際に遊ぶことができるプレイアブルのふたつだ。
まずは初めてのRPGとして、これまでのモンハンとはまったく違う内容をムービーで確認する。モンスターハンターストーリーズは、モンスターを狩猟するだけでなく、一緒に戦うパートナーとして存在する。まずはモンスターの巣に赴き、タマゴをゲットし、それを孵化させる。孵化させたモンスターはお供するモンスター、オトモンとして、一緒に戦ってくれる仲間となるのだ。「モンスターハンター」シリーズのお供といえばアイルーだったが、それに比べると何倍も心強い。
戦いは、「パワー」「スピード」「テクニック」の3つから選択し、ターン制で行われる。プレーヤー(ライダー)とオトモンがそれぞれ行動をする。
オトモンと一緒に戦っていると絆ゲージがたまっていく、これがフルにたまるとオトモンとライダーの合わせ技である絆技が使えるようになる。
オトモンにはそれぞれ、絆遺伝子があり、属性や技などを継承することができる。組み合わせによっては、これまでのモンスターハンターではありえない技を持つモンスターができあがるのだ。
バトルはローカルとインターネットの両方で楽しめる。友だちや仲間と遊ぶ場合はローカルでプレーし、不特定多数の人と勝負をする場合はインターネットを利用する。バトル中はスタンプチャットによって、対戦相手とコミュニケーションをとることが可能。さらにニンテンドー3DSのタイトルらしく、すれちがい通信による「すれちがいダンジョン」も楽しめる。街なかでいろいろな人とすれ違うことで、思わぬレアなダンジョンをゲットすることも十分ありうる。
探検、バトル、育成と、やりこみ要素は満載。あのジンオウガやリオレウス、フルフルなど、倒すしかなかったモンスターが仲間になるっていうだけで、ファンなら楽しみで仕方ないハズだ。
(文・写真/岡安学)