テーマと配色を決めるノウハウ
プレゼンのスライドは、“読ませる”より“見せる”のが特徴なので、デザインやビジュアルにも気を使っていきたい。PowerPointは、まったく白紙の状態からデザインを作成することもできるが、あらかじめ用意されている「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートを使うのが手軽だ。
内容が完成した後でもテーマを切り替えると見栄えをがらりと変更できる(図5)。配色は、完成後に切り替えてもほとんどの場合問題ない。各テーマごとにいろいろな配色のバリエーションが用意されていて、見た目の印象を変えられる。もっとも、濃い色の塗りつぶしを薄い色に変えるのはかなり大変だ。「新しい配色パターンの作成」でできなくはないのだが、最初から目的に近いデザインのテーマを選ぶほうが楽だ。