2016年3月期決算で増収減益だったバンダイナムコホールディングス。その中核事業会社であるバンダイナムコエンターテインメント(BNE)も売上高3209億4100万円(前年比8.3%増)、セグメント収益239億3000万円(前年比18.3%減)と増収減益だった。とはいえ、バンダイナムコホールディングス全体の海外売上高(地域別)が前年比20~45%増と伸びており、特に『ドラゴンボール』シリーズや『NARUTO』シリーズなどのゲームコンテンツの好調さが貢献したようだ。BNEはこれまでも人気IP(知的財産)を軸としたゲーム制作に定評があったが、海外市場でのヒット作はそう多くなかった。2015年以降に、突如として海外市場で強みが増してきたのはなぜか。同社常務取締役の浅沼誠氏にその理由と今後の展望について聞いた。 (聞き手/渡辺一正、文/上原太郎、写真/稲垣純也)

浅沼 誠(あさぬま まこと)
浅沼 誠(あさぬま まこと)
バンダイナムコエンターテインメント常務取締役
1963年4月生まれ。1986年バンダイグループに入社。映像ソフト事業、ゲームソフト事業、ネットワーク事業を経て、バンダイナムコゲームス取締役としてアミューズメント、コンシューマ、モバイルの全ゲーム事業を担う。2015年4月にバンダイナムコエンターテインメント(バンダイナムコゲームスが社名変更)の常務取締役に就任。現在に至る
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