ネットワーク型コンテンツの好調目立つ

――バンダイナムコエンターテインメント(以下、BNE)として、2015年はどういう1年でしたか?

浅沼誠常務(以下、浅沼氏): 全体的なビジネスでいうと、ネットワークコンテンツのアプリ関係がさらに伸びてきたのが大きいですね。ご存じの通り弊社のゲーム事業は、家庭用ゲーム機(コンシューマ機、以下CS)事業と、スマートフォンやパソコン向けのネットワークコンテンツ(ネットワークエンターテインメント、以下NE)事業と、業務用ゲーム機(以下AM)事業、そしてパチンコ・パチスロのコンテンツ開発の4つになります。

 CS事業も健闘しているのですが、ビジネスのボリュームではNE事業の好調さが目立ちます。国内のネットワーク事業はまだまだできることがあって、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』ですとか、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』などのタイトルはきちんとしたビジネスができたなと思います。

 ただ、全体としては良いことばかりだったわけではありません。AM事業も苦戦しましたし、CS事業のプレイステーション4(以下、PS4)向けタイトルなどは、もっと伸びてほしいなと思います。PS3のときのように、もっとハード自体の売れ行きが加速するような強力なタイトルが欲しいところです。

『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』<br>(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション<br>(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』
(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』<br>(C) BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』
(C) BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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――PS4の伸びにやっとエンジンがかかってきたというイメージですが、ワールドワイドと比べると、日本はまだ力強さが足りないでしょうか。

浅沼氏: おっしゃる通り、確かに海外の売れ行きは非常に良かったですね。過去最高と言ってもいい成績です。欧州を中心に、『The Witcher 3: Wild Hunt』や『Project CARS』などサードパーティのタイトルで強いものがそろっていたのと、『ダークソウル2』や『ドラゴンボール ゼノバース』などのリピートが大きく貢献しました。

 BNEとしては、これまで欧米のCS事業がなかなか厳しい時代がありました。PS2の時代に『ドラゴンボールZ』が全世界で数百万本を売り上げたこともあったのですが、利益に貢献できない時期もしばらくありました。

 ただここ2~3年で、状況はかなり改善されてきています。『ドラゴンボール ゼノバース』は、実は開発体制を1回リセットして作り直したタイトルなのです。本作が非常に売れたということは、国内の開発体制と海外マーケットのニーズがさらにかみ合ってきたのかなという印象がありますね。

『The Witcher 3: Wild Hunt』<br>(C)CD PROJEKT S.A. 2016
『The Witcher 3: Wild Hunt』
(C)CD PROJEKT S.A. 2016
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『Project CARS』<br>World Of Mass Development, Slightly Mad Studios, Project CARS, the WMD logo, the SMS logo, and the Project CARS logo are trademarksor registered trademarks of Slightly Mad Studios Limited in the United Kingdom and/or other countries. (C) 2016 Project Cars Next Gen Development LLP. Game development and technology provided by Slightly Mad Studios. The names, designs, and logos of all products are the property of their respective owners and used by permission. Published and Distributed by BANDAI NAMCO Entertainment Europe S.A.S. and its subsidiaries. All rights reserved.Developed by Slightly Mad Studios. Made in Austria. All Rights Reserved.
『Project CARS』
World Of Mass Development, Slightly Mad Studios, Project CARS, the WMD logo, the SMS logo, and the Project CARS logo are trademarksor registered trademarks of Slightly Mad Studios Limited in the United Kingdom and/or other countries. (C) 2016 Project Cars Next Gen Development LLP. Game development and technology provided by Slightly Mad Studios. The names, designs, and logos of all products are the property of their respective owners and used by permission. Published and Distributed by BANDAI NAMCO Entertainment Europe S.A.S. and its subsidiaries. All rights reserved.Developed by Slightly Mad Studios. Made in Austria. All Rights Reserved.
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『ダークソウル2』<br>(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / (C)2011-2015 FromSoftware, Inc.
『ダークソウル2』
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / (C)2011-2015 FromSoftware, Inc.
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『ドラゴンボール ゼノバース』<br>(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション<br>(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2013ドラゴンボールZ」製作委員会<br>(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
『ドラゴンボール ゼノバース』
(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2013ドラゴンボールZ」製作委員会
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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