次のメディアミックスは“女子バンド”

――昨年のお話では、グループ全体の売り上げの約6割がトレーディングカードゲーム関連で、残りがスマホアプリなどのデジタルオンライン分野とライブエンターテインメント分野とのことでしたが、その割合に変化はありますか?

木谷: 変わりありません。全体の売り上げは増えていますが、カードゲームの割合はいまだに6割です。10年後は分かりませんが、今はカードゲームが主軸です。ただ、カードゲームといってもデジタルなカードゲームが今後どんどん増えていくでしょうね。

――デジタルのカードゲームはアナログのものとどのような点で異なりますか?

木谷: スマホアプリ版は無料で始められますから、敷居が低いですね。スマホがあるということは、手元にデッキ(ゲームを遊ぶためのカードのセット、アナログ版では通常スターターパックを購入して遊び始める)があるのと同じことですよね。10代の中高生のユーザーも多いです。いまや、多くの中高生はスマホを持っていますから。

――スマホアプリ「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル」のヒットに続くコンテンツとして、昨年はメディアミックスプロジェクトの「BanG Dream!(バンドリ!)」が期待されていました。「バンドリ!」の状況はいかがでしょうか。

木谷: 現状はコミック連載と並行して、キャラクターを演じる声優たちが作中に登場するガールズバンド「Poppin'Party」を実際に組み、ライブ活動を展開しています。4月24日に開催するライブには、850人の定員に2800人の申し込みがあり、大きな反響をいただきました。

「BanG Dream!(バンドリ!)」
「BanG Dream!(バンドリ!)」
楽曲リリース、キャストがキャラクターさながらに楽器の演奏を披露するライブの開催など、キャラクターとキャスト(声優)がバンドとともに成長していくというコンセプトのプロジェクト。現在、コミック版「BanG Dream!」が「月刊ブシロード」で連載中。
(C)バンドリ! プロジェクト