パナソニックの変化と挑戦

 それでも、パナソニック社内を取材してみると、社内的にはひとつの線が通っているようだ。それは同社の“背骨”と表現してもいいものかもしれない。

 というのも、Creative! セレクションへの取り組みを見ると、パナソニックの「モノづくり」の手法が変わり、「コトづくり」への新たな挑戦が始まっていると感じるからだ。そして、パナソニックそのものが変化しているということも感じる。

 同社は、Creative! セレクションの発表とともに、「Creative!」キャンペーンをスタートした。このキャンペーンではテレビCMや新聞広告、特設サイトなどを通じて、パナソニックのこだわりのモノづくりに加えて、パナソニックが新たに取り組むコトづくりに関する発信も行っている。

 変化と挑戦は、キャンペーンの一環で設けられた特設サイトで展開中の動画「Creative! ストーリー」から感じとれる。そこでは、パナソニックのイメージキャラクターである俳優の綾瀬はるかさん、西島秀俊さん、遠藤憲一さん、水原希子さんたちが、100周年にあわせて発売される商品に携わったパナソニック社員と対談し、モノづくりやコトづくりについて、本音で語り合っている。

 登場する社員たちには、そこには、開発部門のエンジニアだけでなく、マーケティング部門やデザイナー部門、品質管理部門、コンタクトセンター部門の社員も含まれるのだ。

 コンタクトセンターなど製品開発に直接かかわらない部門の社員まで登場させたのは、電気製品を作ってきたメーカーとして、電気製品をただ作るだけではなく、電気製品を活用して、生活をどうクリエーティブに進化させるかということを意識しているからだろう。

パナソニックのイメージキャラクターである綾瀬はるかさん、西島秀俊さん、遠藤憲一さん、水原希子さん
パナソニックのイメージキャラクターである綾瀬はるかさん、西島秀俊さん、遠藤憲一さん、水原希子さん
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