生産量の約7割を海外に出荷

 文政6年(1823年)から193年にわたって日本酒造りを続けてきた木内酒造が、常陸野ネストビールの醸造を始めたのは1996年。2000年にニューヨークで開催された「ワールド・ビア・カップ」で金賞を獲得したことで世界中に販路を広げ、現在では年間生産量の約7割を世界35カ国以上に輸出している。内覧会で味わえたのは数種類だったが、日本酒造りに欠かせない米麹を用いて醸造した「セゾン・ドゥ・ジャポン」、古代米「朝紫」を用いて仕込んだ薄紅色のライスエール「レッドライスエール」、日本古来のビール麦とホップを用いた「ニッポニア」など、味わってみたい個性的なビールがいくつもあった。日本にも、クラフトビール文化が確実に根付き始めているのを感じた。

フードは日本酒のカップに料理を詰めたおつまみ「BIN’S FOOD」が売り。マンダリン・オリエンタルニューヨーク「アジアート」の料理長も務めた杉江礼行氏がプロデュース。税込み380円から780円まで4種類の価格帯があり、缶のふたの色で価格が分かる
フードは日本酒のカップに料理を詰めたおつまみ「BIN’S FOOD」が売り。マンダリン・オリエンタルニューヨーク「アジアート」の料理長も務めた杉江礼行氏がプロデュース。税込み380円から780円まで4種類の価格帯があり、缶のふたの色で価格が分かる
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オリジナルビネガーでマリネした茨城県産の肉厚なサバを使用した「常陸野さばサンド」(税込み600円)などの軽食も用意
オリジナルビネガーでマリネした茨城県産の肉厚なサバを使用した「常陸野さばサンド」(税込み600円)などの軽食も用意
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(文/桑原恵美子)