体験の目玉は「ニフレル」と「ポケモン」

 エンタテインメント施設の中で特に人気が高いのが、大阪天保山にある水族館「海遊館」のプロデュースによる新感覚のミュージアム「ニフレル」だ。「感性にふれる」をコンセプトに、約150種の魚類や水辺に生息する哺乳類などを独自の手法で展示。ガラス越しに間近で見られ、展示や映像体験を通じて生き物と自然の魅力を再認識できる。

 「海遊館のような大型水槽を使った展示とは全く異なり、一つひとつの生き物の個性と魅力にフォーカスし、あえて小さな水槽にするなど魅力を伝えられる展示にした。色彩や行動、形態など多様性をテーマに空間を構成している」と、ニフレルの小畑洋館長。尼崎市から来た4人家族は「手が届きそうなくらいに近くに動物がいるのが楽しい。展示物が入れ代わるならまた来たい」という。

 入ってすぐの1階は、アートを鑑賞するミュージアムのようなゾーン。2階は動物園や水族館の展示に近いが、アナホリフクロウやワオキツネザルが目の前を自由に動き回り、間近で見られる体験はちょっとした感動モノ。ホワイトタイガーやイリエワニ、ミニカバなども、動物園とは違う距離感で見学できる。直径5メールの球体が描き出す神秘的な空間アート「ワンダーモーメント」は、とりわけ子供たちに人気のゾーン。池田市の4人家族は「地球のような球体から降りそそぐ光を追いかけるのが、子供たちにとっては楽しかったみたい」という。

 ただ、混雑していたためにゆっくりと見学できず、肝心の動物が寝ていて「やや期待外れ」という声も。料金も海遊館より安いが、期待していた体験ができず、割高感があるという意見もあった。行列を避けるならば、夕方6時前後に入るか、時間指定で入館できるウェブチケットを事前購入するのがオススメだ。

 「ポケモンエキスポジム」はポケモンが初めてプロデュースしたアミューズメント施設。「ポケモンのゲームはポケモンを探して集め、誰かと交換するというコミュニケーションが前提。ポケモンらしさを生かしたインタラクティブな遊びを楽しめる」と、ポケモンコミュニケーションズのエグゼクティブプロデューサー、齊藤信和氏は説明する。同館も土日は混雑するが、比較的入りやすい時間帯もあるようだ。一度来館すればメンバーカードが手に入るので、二度目からはスムーズに入れるだろう。

赤、青、黄の色鮮やかな魚を円柱形の水槽に展示する「いろにふれる」ゾーン
赤、青、黄の色鮮やかな魚を円柱形の水槽に展示する「いろにふれる」ゾーン
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「みずべにふれる」ゾーンの目玉は池のまわりを悠々と歩き回るホワイトタイガー。運が良ければ、頭上を歩くトラの肉球が見られるかも
「みずべにふれる」ゾーンの目玉は池のまわりを悠々と歩き回るホワイトタイガー。運が良ければ、頭上を歩くトラの肉球が見られるかも
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コの字形の水槽に住むイリエワニはどの角度からでも間近で見られる
コの字形の水槽に住むイリエワニはどの角度からでも間近で見られる
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室内を自由に走り回る「ワオキツネザル」は愛嬌(あいきょう)たっぷり
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「ポケモンエキスポジム」のエントランス。メンバーズカードを購入してから入場
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ポケモンとコミュニケーションしながら体を鍛えられる「ポケモンボクササイズ」
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二人一組で倒す「ポケモンボーリング」は、相性の良いポケモンを選ぶのがポイント
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シアター型プログラムではポケモンとリアルタイムで会話できるのが魅力
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