タイマーをセットして“早食い”に気づく

 もう一つ気づいたのは、自分の食べるペースの速さだ。セルフサービスでご飯を盛り、おかずなどを載せたお盆を持ってテーブルにつくと、テーブルにはタイマー が置いてある。タイマーは「1食に20分かけてゆっくり食べる」ための目安で、タイマーをセットしていつものペースで食べたところ、10分ちょっとで終了。自 分が“早食い”であることにも気づかされた。ちなみに、ご飯茶わんの内側には、二つの目盛りがついている。単なる模様かと思っていたが、下のラインが100g、上のラインが150gを指している。テーブルの脇にかかっている小型スケールにご飯茶わんを乗せるとカロリーが表示されるしくみだ。「ここまでやるか!」と驚いた。

テーブルに置かれたタイマー
テーブルに置かれたタイマー
[画像のクリックで拡大表示]
テーブル脇には小型のスケールが掛かっている
テーブル脇には小型のスケールが掛かっている
[画像のクリックで拡大表示]

来春から弁当の宅配もスタート

 リニューアルオープンと同時に、大手町・丸の内・有楽町エリアで働くビジネスパーソンをターゲットにしたデリバリーサービス「タニタスマートチャレンジ」もスタートさせる。法人単位で利用でき、契約している法人の従業員は1カ月間タニタ食堂を利用し、食堂内のカウンセリングルームにある業務用周波数体組成計で体の変化を細かくチェックし、体重と体脂肪率の適正化を目指すことができる。

入口を入ってすぐの場所に、タニタの業務用体組成計のフラッグシップモデル「業務用マルチ周波数体組成計」(希望小売価格216万円)が設置されたカウンセリングルームがある。同食堂の利用者が無料で利用できる
入口を入ってすぐの場所に、タニタの業務用体組成計のフラッグシップモデル「業務用マルチ周波数体組成計」(希望小売価格216万円)が設置されたカウンセリングルームがある。同食堂の利用者が無料で利用できる
[画像のクリックで拡大表示]
6つの周波数で筋肉量や脂肪量の計測だけでなく、四肢の部位ごとに筋肉評価もできるという。筆者が試したところ、筋肉量が少ないため基礎代謝が低くカロリーを消費しにくい、内臓脂肪がやや過剰、また(歩き方の癖などで)左右の脚の筋肉量がやや違うことが分かった
6つの周波数で筋肉量や脂肪量の計測だけでなく、四肢の部位ごとに筋肉評価もできるという。筆者が試したところ、筋肉量が少ないため基礎代謝が低くカロリーを消費しにくい、内臓脂肪がやや過剰、また(歩き方の癖などで)左右の脚の筋肉量がやや違うことが分かった
[画像のクリックで拡大表示]

 さらに、2018年春からはケータリング弁当「オフィスでタニタ食堂」の提供も予定している。こうしたサービス拡大のために、同店では厨房スペースを従来の約1.5倍に増やした。今後は1日の提供食数を現在の300食から500食(ディナータイム100食、ケータリング弁当100食の概算)にする計画だ。また同店でのノウハウは今後、全国に29店舗あるタニタ食堂でも取り入れていく予定だという。

ケータリング弁当「オフィスでタニタ食堂」(1食880円)。月決め契約で1事業所あたり50食から注文できる
ケータリング弁当「オフィスでタニタ食堂」(1食880円)。月決め契約で1事業所あたり50食から注文できる
[画像のクリックで拡大表示]

(文/桑原恵美子)