ハイレベルな“江戸メシ”を堪能できるが、ただ一つ惜しいのは?

 個々の店を見て感じたのは、実際に江戸時代から続く老舗だったり、江戸時代の味を継承していたりする店が多いこと。また長屋風の外観を見ると、間口が狭いため小規模の店のように思えるが、中に入ると意外に広い店が多く、外観とのギャップにも驚かされた。「ちゃんこ霧島」は入口の左右から「西」「東」に分かれて、それぞれイメージ異なるインテリアの広々としたフロアになっている。「つきぢ神楽寿司」は館内からの入り口は通常のカウンター席だが、駅方面から直接入れる入り口もあり、そちらは立ち食い寿司ゾーンになっていて、同じ店で違う雰囲気が味わえる。

 ただひとつ惜しいのは、アナゴやウナギを提供する店がなかったこと。2店ある寿司店を1店にして、どちらかをアナゴかウナギの店にしてくれれば完ぺきだったと思うが、ニホンウナギの絶滅が危惧されている昨今、それはぜいたくな望みなのだろうか。

中央の土俵を囲むように飲食店が配置されている
中央の土俵を囲むように飲食店が配置されている
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入口を入ってすぐ、墨田区が運営する観光案内所がある
入口を入ってすぐ、墨田区が運営する観光案内所がある
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観光案内所隣の売店にはTシャツや食器、化粧品などさまざまな品が並ぶ
観光案内所隣の売店にはTシャツや食器、化粧品などさまざまな品が並ぶ
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(文/桑原恵美子)