世界的に有名なレストランガイド『ザガット・サーベイ』に6年連続で掲載され、“ステーキの聖地”といわれるニューヨークで今最も勢いがあるといわれている「エンパイアステーキハウス」。その日本1号店が2017年10月17日、東京・六本木にオープンした。同店は産地直送黒毛和牛一頭買いの肉店「Beef Garden」、肉バル「Salt」などを運営するTFM(静岡県藤枝市)が運営する。
すぐ近くの六本木五丁目交差点周辺には「ウルフギャング・ステーキハウス 六本木店」(2014年2月オープン)「ベンジャミン ステーキハウス六本木」(2017年6月オープン)というニューヨークの人気ステーキハウス2店がすでに出店している。しかもオーナーはいずれも伝説的なステーキハウス「ピータールーガー」出身。その3店がくしくも遠く離れた東京の六本木交差点徒歩3分圏内に店を構えているのだ。
なぜ、ニューヨークの人気ステーキハウスがこぞって六本木に出店しているのか。そしてどれくらいの価格帯で、どのような料理を提供するのか。