野村不動産初の直営ホテルは、魅力的な街づくりの起点となるようなホテルをめざすという

「プラウド」の野村不動産が手掛ける“地域密着型ホテル”の中身

2018年10月08日
  • 野村不動産グループが初めて自社で商品企画し、サービス提供する直営ホテルブランド「ノーガホテル」の1号店。2018年11月1日、東京・東上野に開業する
  • マンションブランド「プラウド」のインテリアデザインの考え方を踏襲し、内装は上質感のあるシンプルなデザインに。ホテルの総合キュレーターにはイデーの創始者を起用。1階のギャラリースペースでは、数カ月に1回のペースで現代アートの企画展を行う
  • 「地域との深いつながり」をコンセプトとし、低層階はホテル内のにぎわいが外からも感じられるような、街に溶け込むデザインに
  • 地域のコミュニティーの場をめざし、2階ライブラリーやテラス席、レストランは、宿泊客以外でも利用できるようにした
  • 現代のライフスタイルに合った江戸切子やグラスを製作する木本硝子は、レストランで使うオリジナルの黒と白の切子、日本酒グラスなどを手がけた
  • 家紋職人としてのルーツをもつ波戸場承龍氏、耀次氏が手がける、家紋をデザインに落とし込んだアート作品。両氏はカードキーや館内のサインデザインも担当している
  • 職人の手で作られたシンプルなメモパッド(伊藤バインダリー)と、文房具専門店「カキモリ」とコラボした3種類のオリジナルカラーインクとポールペン
  • 東京の街を楽しく走るために作られた自転車「トーキョーバイク」とコラボしたオリジナルカラーの自転車。レンタサイクルショップは台東区谷中にある
  • レストラン、ラウンジには開放感のある吹き抜け空間を設け、直通階段で2階のラウンジ、テラス席とつながっている
  • ダイニング、ラウンジなどのインテリア家具は、ステラワークスが担当。北欧調の温かみがあり、ゆったりとくつろげるデザインが印象的
  • 直営レストラン「ビストロ ノーガ ウエノ」はオールデーダイニングに対応し、宿泊客以外も利用できる。コンセプトは「World meets Local and Natural Food & Drink」
  • レストランの料理には、地域の専門店で取り扱う食材や調味料をはじめ、できるだけ自然な製法で作られたものを利用。朝食はブッフェかプリフィックスかを選べる
  • 2階にテラス席を設けることで、ホテルのにぎわいが街中にも伝わるように工夫した
  • ノーガスイートのリビングスペースでも、イベントやワークショップが開催される予定
  • 1室しかないノーガスイートは客室面積64平方メートル。自宅マンションのようなリビングルームとおしゃれな雰囲気のベッドスペース、簡易キッチンで構成。ベッドマットレスにはエアウィーヴを採用
  • 3名まで宿泊可能なデラックスツイン。客室面積は36平方メートル。ロングソファもあり、ゆったりくつろげる。1室3万5800円~
  • スーペリアダブルは客室面積20平方メートルで、22室用意。1室2万2800円~
  • 26平方メートルのコーナーダブルにはエスプレッソマシーンもある。1室2万8800円~
  • 18平方メートルと最も小さいダブルの客室は24室用意。素泊まりで1室2万800円~
  • シャンプーなどのアメニティには、高島屋とセーレンの合弁会社、ディアマユコが展開するビューティブランドを採用。天然の繭の成分・セシリンがリラックス効果をもたらす
  • 台東区をはじめ全国の職人とコラボし、日常に使うプロダクトを製作する「シュロ」は、客室のハンガーや靴べら、ティッシュボックス、洋服ブラシなどをデザインした
  • 洋服の上から羽織って外でも着られるようにデザインされたガウンタイプのオリジナルルームウェア。一流ホテルのファブリック製品を手がけるアトモスフィールジャパンが製作
  • くつろぎと落ち着きを感じられる柔らかいテイストのオリジナル家具は、タイム アンド スタイルが企画デザインし、日本各地の工場で製造された
  • フィットネス志向をもつ欧米人観光客の獲得を狙い、最新マシンを備えたフィットネスルームも設置
  • 野村不動産初の直営ホテルは、魅力的な街づくりの起点となるようなホテルをめざすという
  • スタイリッシュさとユニークさ、居心地の良さで人気を集めるライフスタイル型ホテルが最近のトレンド。サードプレイスとしての役割も求められている