手土産の穴場は、南側エリアにある!?

 北側エリアの2店舗に対し、やや手狭な店が多い南側エリア。だが、手土産の穴場ともいえるユニークな店舗がそろっている。ベーカリーカフェ「ガーデンハウス カフェ」は鎌倉で人気のレストラン「ガーデンハウス」の新業態。「ログロード代官山」でも大人気の姉妹店ベーカリー「ガーデンハウス クラフツ」のパンだけでなく、都内の人気ベーカリー10店舗のパンが買える「パンのセレクトショップ」だ。人気ベーカリーを代表するパンがそろうとあって、パン好きには感涙ものの立ち寄りスポットになるだろう。パン好きへのお土産としても喜ばれそうだ。

「ガーデンハウス カフェ」には60席のカフェスペースもあり、鎌倉本店で人気のサラダやデリも味わえる
「ガーデンハウス カフェ」には60席のカフェスペースもあり、鎌倉本店で人気のサラダやデリも味わえる
[画像のクリックで拡大表示]
オープン記念として「日本のパン」コーナーを特設。あんぱんやメロンパン、カレーパンなど日本独自のパンを、人気ベーカリーがアレンジしたオリジナル品を販売している
オープン記念として「日本のパン」コーナーを特設。あんぱんやメロンパン、カレーパンなど日本独自のパンを、人気ベーカリーがアレンジしたオリジナル品を販売している
[画像のクリックで拡大表示]

 全国初登場という、パッタイ(タイの焼きそば)専門店「パッタイ」は、タイ料理店マンゴツリーの6店舗目となる姉妹店。日本のタイ料理店で提供されるパッタイは一般的に乾麺が使われているが、同店ではマンゴツリーが提携工場と開発したオリジナル生米麺「クイッティオ」の焼きそばが食べられる。生の米麺のモチモチとした食感は新鮮。モーニングからタイ料理が食べられ、テイクアウトも充実しているので、気軽にタイ料理が食べられるのもうれしい。

「パッタイ」(タイの焼きそば)専門店「マンゴツリーキッチン パッタイ」はつなぎを使わないオリジナル生米麺のモチモチした食感が楽しめる。写真は「海老のパッタイ」(980円、スープ付き)
「パッタイ」(タイの焼きそば)専門店「マンゴツリーキッチン パッタイ」はつなぎを使わないオリジナル生米麺のモチモチした食感が楽しめる。写真は「海老のパッタイ」(980円、スープ付き)
[画像のクリックで拡大表示]

 「パッタイ」の隣にある韓国料理店「ハンビジェ」はキンパ(韓国風のり巻き)を豊富にそろえている。その先の和総菜の店「「和saiの国」もテイクアウト総菜や弁当が多く、テイクアウト・ストリートと呼びたいほどの充実度だ。

色とりどりのキンパが目を引く韓国料理店「ハンビジェ」
色とりどりのキンパが目を引く韓国料理店「ハンビジェ」
[画像のクリックで拡大表示]
新感覚のデリがそろう「今日のごはん和saiの国」はイートインスペースも併設
新感覚のデリがそろう「今日のごはん和saiの国」はイートインスペースも併設
[画像のクリックで拡大表示]

 地産品ショップ「のもの」は、紀ノ国屋の小型店「キノクニヤ アントレ」と一体型のショップ。「のもの」と「紀ノ国屋」が同じJR東日本グループということで実現した店舗だという。2店がコラボした限定商品「東京ツインクリームパン」も手土産として話題になりそうだが、注目したいのは同店オリジナルの「のものギフト」だ。店内の商品を詰め合わせた「のものギフト」は他の店舗でも販売しているが、ここでは東北の県ごとにセレクトした「各県のものギフトセット」を販売している。北側エリアのイータリー、茅乃舎の物販がギフトの“王道”だとすると、南側エリアは“穴場”といえるだろう。

地産品「のもの」と紀ノ国屋の小型店「キノクニヤ アントレ」のコラボレーションパン第1弾「東京ツインクリームパン」(237円)。「のもの」で販売している長野県小県(ちいさがた)の長門牧場のキャラメルジャムを使ったキャラメルクリームと紀ノ国屋の豆乳クリームを組み合わせたパン
地産品「のもの」と紀ノ国屋の小型店「キノクニヤ アントレ」のコラボレーションパン第1弾「東京ツインクリームパン」(237円)。「のもの」で販売している長野県小県(ちいさがた)の長門牧場のキャラメルジャムを使ったキャラメルクリームと紀ノ国屋の豆乳クリームを組み合わせたパン
[画像のクリックで拡大表示]
東北6県の魅力を詰め込んだ「各県のものギフトセット」。魅力的な組み合わせが多い
東北6県の魅力を詰め込んだ「各県のものギフトセット」。魅力的な組み合わせが多い
[画像のクリックで拡大表示]
ジュースキッチン「のものジュース“百果百菜”グランスタ丸の内店」では、野菜ソムリエが地域の素材を厳選したオリジナルジュースを常時8種類提供(280円~)
ジュースキッチン「のものジュース“百果百菜”グランスタ丸の内店」では、野菜ソムリエが地域の素材を厳選したオリジナルジュースを常時8種類提供(280円~)
[画像のクリックで拡大表示]

 鉄道会館営業本部の森嶋晶子氏は、丸の内地下中央口改札エリア開発の狙いを「大手町、日本橋など周辺エリアとのつながり強化。食のエリアをオープンさせることにより、駅の通路を街につながる空間にしていきたい」と話す。魅力的な店と新しい試みが多かったこのエリアは、東京駅の地下にまた新たなにぎわいを生み出しそうだ。

(文/桑原恵美子)