銀座ソニーパークを上から見た図。地下までも公園という意味の「垂直立体公園」を意識し、旧ソニービルの特徴的な構造を生かしたまま、地下に吹き抜けの空間を作ったという

銀座ソニーパーク 一等地なのに「空白だらけ」 のワケ

2018年08月21日
  • 「Ginza Sony Park」(東京都中央区銀座5-3-1)。地下鉄銀座駅B9出口直結。敷地面積約3800平方メートル。地上1階、地下5階建て。開園時間は5~24時半。休園日は1月1日の予定
  • 地上から地下1階までは階段で下りる
  • 銀座駅コンコースに直結する地下2階と、銀座・有楽町・新橋エリア最大級の公共駐車場である西銀座駐車場と直結の地下3階からもダイレクトにアクセスできる。地下1〜4階はエレベーターもある
  • ソニービルの躯体を残しているため、階段やタイルなどそのまま使用している部分も。写真はビル内「パブカーディナル」があった場所。店舗の壁紙に隠れていたピンクのタイルを内装に利用している。さらに、地上にある外堀通りの断面が見えるような設計になっている
  • 「“BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERY」。運営するスプリングバレーブルワリーは東京・代官山や横浜、京都でクラフトビール専門店を展開している
  • 「シェフのオススメデリ3種セット」(写真左、ビール付きで税別1500円、ソフトドリンク付き税別1200円)。全てのビールは同価格(レギュラー税別600円、ラージ税別750円)で提供。17種あるデリは1品(税別400円〜)。コアシリーズ6種飲み比べセット(税別1200円)などもある
  • 地下3階にある「トラヤカフェ・あんスタンド銀座店」
  • 左:地上階にある「トラヤカフェ・あんスタンド」のポップアップストア。右:地下3階のあんペースト直販所で製造された小豆、砂糖、寒天のみの「銀座限定あんペースト」(写真左、50gびん入り、税込み432円)も購入できる。9月30日まで「あんペーストかき氷(いちご)」(写真右、税込み756円)や、ラム酒やリモンチェッロなどアルコールを使った5種類のかき氷を販売
  • 「THE CONVENI」はアパレル企業のJUNが藤原ヒロシ氏と手を組んで手がけたコンセプトショップ。店内は狭く、10人程度でいっぱいになる
  • 飲料に見えるのは缶に入ったショッパー「THE CONVENI SHOPPER」(全4色、S~Lサイズ、税別4500~7000円)、3種のトートバッグ「THE CONVENI TOTE BAG」(全2色、税別5000円)「CONVENI SIGN TOTE BAG」(全2色、税別5500円)「FRGMTS TOTE BAG」(全2色、税別5500円)、ショルダーバッグ「THE CONVENI SHOULDER BAG」(全4色、税別5000円)
  • おにぎり風のパッケージに入ったタオル「FRAGMENT MINI TOWEL」「FRGMT THE CONVENI MINI TOWEL」(全2色、各税別1800円)、サンドイッチのようなバンダナ「BANDANA PACK」(全4色、各税別4500円)、ショートケーキやシュークリームに見えるキャンドル「SWEETS CANDLE」(ショートケーキ・シュークリーム・スフレの3種、各税別1000円)
  • マガジンラックには東京・神保町にある古書店「magnif」の協力のもと、懐かしい雑誌が並ぶ。購入可
  • 「ブラックモンブラン」(写真左、税別250円)と「ビックリマンチョコ」(写真右、税別80円)
  •  「MIMOZA GINZA」は、ミシュラン星獲得店「MIMOZA」による飲茶スタンド。「路地裏の屋台」をテーマに香港ミルクティー(税別450円)やエッグタルト(税別200円)などが楽しめる
  • 地上階にある「アヲ」は“買える公園”をコンセプトにした植物や植物関連の雑貨を扱うショップ。オーストラリア原産のディクソニアなど大きな植物を扱っている。購入希望者の自宅までスタッフが出向き、植物の栽培に適した環境と認めた場合のみ販売する。植物が購入されて空いたスペースには、また新しい植物を植えるという
  • 地上階にはキャンピングトレーラーを改造したTOKYO FMのサテライトスタジオも。公開生放送のほか音楽ストリーミングサービス「Spotify」とのコラボ企画も展開する
  • ソニー企業の永野大輔社長
  • 「パーク×ミュージック×ローラースケート」は縦8m、横12mのローラースケート用リンク。スケートリンクシューズレンタルやソックスの販売があり、手ぶらで寄れる。ショートレッスンも行っている。2018年9月24日までの限定施設
  • 地下3階にある「ゲーム×パーキング」では体験型ドライビングシミュレーター「グランツーリスモSPORT」や、「Xperia Touch」を使用したテーブルゲームが楽しめる。営業期間は2018年9月24日まで
  • 銀座ソニーパークを上から見た図。地下までも公園という意味の「垂直立体公園」を意識し、旧ソニービルの特徴的な構造を生かしたまま、地下に吹き抜けの空間を作ったという
  • 2022年には、公園というコンセプトはそのままに、地上に新しいソニービルが完成する予定